日本全国、台風の影響もあり、不安定な天気が続きます。ここ、佐用町船越も毎日、突然の豪雨があるので、湿度は非常に高いようです。
今日もスタッフの齋藤さんが朝7時から開館準備を進めてくれました。来館者に人気の昆虫バッジのカプセル作りも率先して進めてくれるので感謝!
まだ、昨日の雨で玄関付近が濡れています。早速オナガアゲハ♂が吸水にやってきました。
今日も予約は満杯です。早速朝から来てくださった来館者の皆さん、あまりの蒸し暑さに館内で過ごされる人が多かったようです。
今日もお絵かきコーナーが大人気!壁に展示されているギャラリーの素晴らしい作品をみて「私も描いてみよう」という人が増えているようです。
午後になると、気温も上がり、さらに蒸し暑い状態に・・・。
午後は水路のオタマジャクシやイモリの赤ちゃん探しを楽しんでいるお客さんが多かったです。
タッチプールのカメさん達は食欲旺盛。子供たちがエサをあげるとパクパク食べてくれます。
室内の密を避けるため、野村先生がスタッフと相談。来館者の皆さんに久しぶりの「イモリすくい」を体験してもらいました。
イモリさんには申し訳ありませんが、1時間少々、人間とお付き合いを・・・・。
まずはおわんとポイを野村先生から受け取ります。
子供たちだけでなく、途中から大人も参加。ポイの紙が破れても、イモリさんのほうから「休ませて」とポイの枠をつかんでくれるので、たくさんすくえるようですね。
また、今日は午後から折り紙昆虫の造形作家、大阪市在住の江頭聖大さんが昆虫館まで作品をたくさん持ってきてくれました。
彼の作品は、たった1枚の紙を立体的な作品になるように、6本の脚から作り始め、腹部、胸部、頭部、そしてそれぞれの昆虫の特徴を生かして仕上げる独特の作風です。私たちのような昆虫好きが見ても、「その通り!」と唸ってしまうような造形の再現がされています。
オオカマキリは、もっとリアルないで立ちの作品だったのですが、標本箱に収めてしまったのでちょっと窮屈そうです。
おっと、右下「トノサマバッタ」のプレートを入れ忘れてしまいました。(後で入れます)
標本室に展示しているので、ぜひ、鑑賞してみてください。
8月11日に遠方から来てくれたマダガスカルオオゴキブリ大好き少年が今日も来てくれました。
自分で作ったダンゴムシやワラジムシの飼育セットも見せてくれました。
4時を過ぎて、閉館時間になると、彼は掃除を手伝ってくれました。ありがとうございます。
今日は館長自らあまり外に出ていないので、(ダメですね・・・。)目撃できた昆虫は本当はもっとたくさんいたかも・・・。
オナガアゲハ、オオチャバネセセリ、オオセンチコガネ、オニヤンマ、ヒメサナエ、キイロスズメバチを確認。
セミの声はミンミンゼミが主役に変わりつつあります。
8月14日(日) 天気:曇り一時雨のち晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:齋藤泰彦、岡田浩資 応援:野村智範
来館者:155名
(報告:末宗安之)