雨が多く、この日も曇りがちな一日でしたが、植物たちは元気が増しているような気がします。
開館の準備をしていると、夏休みシーズンに入ってお客さんがたくさん来るだろうからと、斎藤さん、久保さんが応援に来てくれました。その予想通り、たくさんの方に来館いただきました。途中からは、末宗さん、野村さん、高橋さんも来てくれました。
生きた虫にさわれるコーナーでは、レギュラーメンバーのカブトムシやクワガタムシに加えて、スタッフが捕まえたりご近所の方が持ってきてくれた虫なども置いていることがあります。
お絵描きコーナーも、皆さんの作品が壁一面になってきました。
スペース確保のため外した分も、その年の分は置いていますので、次回来られた時にお持ち帰りいただくことも可能です。
館内を見ていたお子さんが、「ハチみたいなのが部屋の中にいる!」と教えてくれました。標本の部屋にいたのは、アカウシアブ。
ハチのような姿をしていますがハエの仲間で、その名前の通り牛などの動物の血を吸います。昆虫館の周りにはシカがたくさんいるので、こいつもたくさんいるのでしょう。よく館内に迷い込んできますが、めったに人の血を吸うことはありません。
本物のハチが入ってくることも良くありますが、握りしめたりしない限り刺してくることはありませんので、安心してください。
シカが増えているせいで、草むらや落ち葉が多いところにはヤマビルがたまにいます。
ヒルに血を吸われていたら、虫よけスプレーや消毒用のアルコールなどをかけると簡単にはがれます。吸い付かれていたところから半日ほど血が滲みますので、ばんそうこうなどを貼っておくと服が汚れないです。吸われても痛みやかゆみはありません。
夏休みシーズンに入り、開館日にはたくさんの方に来ていただいています。混雑時にはご予約いただいている方優先になりますので、お越しいただけるときは是非昆虫館のホームページでご予約ください(予約はこちらのページから)。
来館者:169人
一日館長:安岡拓郎 スタッフ:茂見節子、齋藤泰彦、久保弘幸
応援: 野村智範、末宗安之、高橋弘樹