今日もいい天気。昆虫館は良く探せばいろいろな虫の幼虫がいっぱいです。中でも1年に1度の大発生で話題になるキアシドクガの幼虫がミズキの葉をまるはだかにして、いよいよ蛹になろうと行進を初めています。中には水路にはまって溺れているものもいました。ドクガと名前はついていますが毒は持っていません。触っても大丈夫なので気がついたら助けてあげてください。
今日見かけた幼虫たち、名前のわからない幼虫もまだ何種類かいました。オオムラサキやキベリハムシの幼虫たちも順調に育っています。テングチョウもまだ産卵に来ていました。
今日の来館者の皆さん、標本を見たり、虫を触ったり、手に乗せたり、他の昆虫館と違ったふれあいをしてくれています。
虫だけでなく、イモリ、イシガメ、ナマズともふれあっています。
3さいの僕はまだ字を読めませんが図鑑で覚えた虫がいれば次々言ってくれました。
午前中から閉館までずっと虫取り、小さな虫もビーティンで採集し、熱心に図鑑で名前を調べていました。
今日のちょうちょのひらひらハウスは前日までのスタッフさんが夜間採集してくださったガがいっぱい。ガのハウスになっていましたが皆さんカヤの中に入って楽しんでくれていました。昨年まであまり活用できていなかった網舎、今年はカヤができて子供と虫のふれあいの場となっています。
今日見かけた虫たち、見逃しがあるかもしれませんが、クロハネシロヒゲナガ シオヤトンボ ニホンカワトンボ ミヤマカラスアゲハ(産卵) オナガアゲハ アオスジアゲハ テングチョウ(成虫幼虫) ベニカミキリ トゲヒゲトラカミキリ ヒメオサムシ キアシドクガ(幼虫)オオムラサキ(幼虫) クロスジカギバ(幼虫)
2022年5月5日(祝)の昆虫館
来館記帳者 89名 晴れ
1日館長 八田康弘 スタッフ:久保弘幸 末宗安之 応援:高橋弘樹 齋藤泰彦