今年も大発生? 2022年4月24日(日)の昆虫館

開館準備を進めている時に気付いたのですが、スタッフより先に館内に入っておられる方がいらっしゃいました。
昨年何千人と来館された「ばばさん」です。
3人ばかりフライングで入館されていましたので、館内外のあちらこちらを注意して見回ったところ、これがまたたくさんいるのです。
木の根元や網舎の植木鉢の中、どこにでもいるのです。
昨年のピーク時のような迫力はまだ感じませんが,このまま行くと今年もどえらいことになるのではないかと・・・ちょっと楽しみです。

春の始まりより咲き誇っていた菜の花系の黄色い花も終盤になってきました。
ピンク色の桜もまだ八重桜が頑張っていますが、雨が降り風が吹けば散ってしまうでしょう。
新しく咲きだしたのが青色系の藤です。
ホタルカズラの金平糖のような花も可愛いですね。

今日は天気が悪く昆虫採集には不向きな一日でした。
それを補ってくれるのが水路の観察。
アメンボを見つけたりイモリを捕まえたり。

雨降りで外で遊べないなら室内でお絵かきという手があります。
天気が良くても悪くても、アウトドアでもインドアでもいろんなことができる、そして楽しい場所、それが佐用町昆虫館なのです。(キッパリと)

今年はキベリハムシが多いみたいです。
たくさんの幼虫が観察できます。

先週は越冬状態の茶色だったオオムラサキの幼虫も、温かくなってきたので服を一枚脱ぎ捨てて鮮やかな緑色になっていました。

2022年4月24日(日)の昆虫館

来館記帳者:36名  天候:一日中小雨 寒い
一日館長:齋藤泰彦  スタッフ:岡田浩資
応援:高橋弘樹、野村智範

(記:齋藤泰彦)