初蝶キターッ! !(^^)!
皆様、ワタシの予言通り、土日の暖かさで今年の初蝶が登場しました!
2月26日の土曜日、洲本市で山本明生さんがモンキチョウ♀1を確認。これが今年の初蝶第1号になりました。続く27日には、今度は淡路市の井嶋航さんからも、モンキチョウ2を確認との情報をいただきました。井嶋さんのモンキチョウは、写真から見ると♂のようです。
いやー、今年は寒さが続いたので、初蝶が2月中に出るのかどうか気をもんでいましたが、ほっと一安心です。
天気予報によると、今週は暖かい日が続くようです。3月1日はちょっと天気がわるそうですが、他の日は暖かいようですから、ここで一気にたくさんの種が見られそうですね。皆さん、目玉を皿のようにして、みつけてくださいね。ワタシの予感では、次はモンシロチョウとベニシジミですぞ。
越冬組も新顔登場
越冬組も動き始めました。27日、やはり淡路市の井嶋幸司さんから、キタテハの情報をいただきました。長い冬を越したのに、翅の破れもなくきれいな状態です。翅をいっぱいに開いて、お日様をあびているのを見ると、蝶の喜びが伝わってくるようです。
冬蛾・春蛾もとりどりに
今週は、蛾の情報もぐっと増えました。
2月25日、神戸市北区の仲山颯祐さんから、シロフフユエダシャクの情報をいただきました。自宅ベランダのライトトラップに飛来したそうです。仲山さんのライトトラップ、これからも楽しみです。
翌26日には、高橋弘樹と三村剣義さんからも蛾情報をいただきました。春のエダシャク界の立役者、トビモンオオエダシャク(上郡町)とオカモトトゲエダシャク(相生市)です。トビモンオオエダシャクは、ニュースの第3号でお伝えした、2月16日(宝塚市)に続く情報です。
オカモトトゲエダシャクはヘンテコなとまり方が印象に残る蛾です。トビモンオオエダシャクは、同じ日、淡路市の井嶋幸司さんからも情報をいただきました。この時期に見られる大きな蛾の代表格です。
高橋さんからは、他にもシロフフユエダシャク、チャオビフユエダシャク、ハイイロフユハマキ、カシワオビキリガ(いずれも相生市)の情報もいただいています。
ちょっと変わった虫も
井嶋さんからは、ちょっと変わった虫、というかあまり聞きなれない虫の情報もいただきました。コバネコロギスという昆虫です。コオロギでもなくキリギリスでもないので、バッタ(直翅)目コロギス科という科に分類されています。海岸近くの森に住んでいるようですので、そういう場所に行ったときには、注意していると出会えるかもしれません。2センチ足らずの小さい虫です。
来週は初蝶ウィークだ!
来週は一気に暖かくなります。きっと各地から初蝶の話題が飛び込んできて、ワタシは大忙しになることでしょう。皆さん、ワタシを大忙しにしてくださいね。
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