ヒゲコガネの幼虫、発掘プロジェクト

昨夏、盛り上がりました。「ひげぶい」こと、ヒゲコガネ。

幼虫は、どこにいるんでしょうね? 気になります。

そこで、むしの会の精鋭たちが、2022年2月23日、夏に群飛が見られた加古川河川敷へ、探索に行きました。

ヤナギの木の根元や、セイタカヨシなどの草の根元を掘っていきます。

幼虫たちは、お部屋をつくって、冬眠しているようです。

けっこう、出てきます。砂地なので、掘りやすいです。

でも、これって、ひげぶいなん? そこが、問題です。

カブトムシほどではないですが、明らかに一回り大きな幼虫がいました。

これはきっと、ヒゲコガネの幼虫にちがいない!! 知らんけど。

そうだとして、ほかの幼虫たちは、何なんや・・・?

大きさもいろいろ。黄色っぽいのやら、白いのやら。ハナムグリじゃないことはわかりますが、何コガネなのか、わからない。

これが脱皮したら、こうなるとしたら、ヒゲコガネは羽化まで2年かかるんじゃないか・・・?

ここには、10種類くらい、いますよね。アオドウガネ、ドウガネブイブイ、コフキ、サクラ、ヒメ、ハンノヒメ、クロコガネとかも・・・

腐葉土マットは食べませんよね。どうやって育てたらいいのかな・・・?

ああだこうだと、ディスカッションするスタッフたちでした。

コガネムシの幼虫って、種の区別はおろか、育て方もよくわからないのです!

みなさんも、育ててみてください。

そして、夏が来たら、ひげぶい、探してくださいね!!