令和3年度最後の開館日はハロウィン気分で楽しみました。

今年度の佐用町昆虫館も本日で「むし納め」

新型コロナの影響で、来館者の皆様には事前予約や人数制限など、思うような楽しみ方ができない日々が続いてしまいましたが、今日も朝から予約がたくさん入り、最終日は賑やかな日になりそうな予感です。

スタッフの齋藤さんが今日も早朝から開館準備を進めてくれました。

また、岡田さんは予約状況を把握して、当日予約が可能な時間帯にできる限りお客さんが入れるように調整してくれました。

午前中は雨上がりで気温も上がらず、虫たちもあまり飛来しませんでしたが、イモリやクサガメ、イシガメは今日も大人気。受付の時からイモリを見つけて喜んでくれた子供さんもいました。

今日は10月31日。世の中は「ハロウィン」です。まだまだイベント的なことはやりにくいので、お土産用に久保さんがお菓子を準備してくれました。ちょっぴり賑やかな雰囲気です。

今年もマニアックなスタッフが「仮面ライダー1号」のコスプレでお待ちかね。

小さなお子様にはびっくりさせたみたいでごめんなさい。

応援スタッフの内田くんが展翅講座を開設。

ナイターで採集した蛾をみんなで展翅してみました。

ヒメヤママユのオスが複数採集できたので、大馳くんも挑戦。上手になってきました。

久保さんも手伝ってくれました。名人が2人もいると素晴らしいです。

今日もヒキガエルは大人気。野村さんは特別に地元産モクズガニもたくさん展示してくれました。

スタッフの三村さん手作りのプラ板ワッペンを持ってきてくれました。すべて三村さんがプラ板に直接ペンやパステル、絵の具で描き、加熱して小さくしたものです。仕上げはレジンでコーティングしたそうです。

画力も素晴らしいのですが、日ごろから昆虫に触れあっている人が描いているので細かなところまで非常に正確な描写がなされています。

水槽の中の虫たちも、本日をもって昆虫館の庭に里帰りです。

トゲナナフシ、エダナナフシは今日も元気でした。

ゲンゴロウの交尾も観察できました。来年、産卵を期待します。

本日、最終のお客様。3時を過ぎると、昆虫館は谷間地形なので日が当たらなくなり、気温も下がりますが、楽しそうにカブ・クワ達と触れ合っていました。

最終日なので、多くの家族スタッフが駆けつけてくれました。

来シーズン、みんなで楽しめるイベントの計画も進めていきたいですね。

佐用町昆虫館はこれで冬眠に入ります。

次回は来年(令和4年)の4月2日(土)に開館する予定です。

来シーズンも皆様が楽しめる佐用町昆虫館になるよう、スタッフ一同、準備を進めていきますので、よろしくお願いします。

ありがとうございました。

2021年10月31日(日) 天気:曇り後晴れ

一日館長:末宗安之 スタッフ: 齋藤泰彦 岡田浩資

応援:久保弘幸 野村智範 内田隼人 高橋弘樹

三村ファミリー、石川ファミリー、北詰ファミリー、井嶋ファミリー

来館者 81名

(報告:末宗安之)