寒い寒い一日が始まりました。
昆虫館に向かう途中に道路にある温度計を
確認すると10℃以下でした。
今日は、一日寒い寒いと言ってたように思います。朝一からカブトムシの幼虫を掘り出しました。10頭程出てきました。
大きいのから小さいのまでサイズはバラバラでした。場所は、昆虫館周辺としておきます。
午前中は予約で埋まっていました。
外も気温が低いので一時的にラボ内に滞在する方が多くなりました。
この時期は飼育中のカブトムシの幼虫の越冬方法について質問が多く、末宗さんのクワ・カブ説明にみなさん納得されてました。
2年ぶりにゲンゴロウ(通称、ホンゲン、タダゲン)を見ました。
末宗さんが連れて来てくれました。クロゲンゴロウよりずっと大きいです。
タガメと違って良く泳いでいます。
こちらも末宗さんが標本にされた
ミカド型(ミカドミンミン)というミンミンゼミだそうです。
黒色部がほとんどなくなった、あまり見ないタイプです。
庭にはサカハチチョウやイカリモンガなどの
小型種が来てました。
サカハチチョウは新鮮な個体なので、おそらく第3化と思われます。
さすがに今日はアサギマダラは来なかったです。
今年も水田さんが標本を寄贈してくださいました。ありがとうございます。
ラベルを確認すると、佐用町近隣の播州エリアの希少種が多いです。
甲虫好きの方にはぜひ見てもらいたい内容です。
午後になると、暖房が効いて部屋が温まってくると、
展示していたギラファノコギリクワガタが館内を飛び始めました。
生き残ったミヤマ、ノコギリも健在です。
夕方4時になると最後は、お掃除タイムです。
元気一杯の男の子が残って一緒に掃除し終了しました。
今シーズンの佐用町昆虫館の開館は、
来週の30日(土)、31日(日)のあと2日を残すのみとなりました。
最終日は「ハロウィン」なので、スタッフも「むしむしファッション」でお待ちしようと思います。
来館者の方も自分の好きなむしむしファッションでご来館してみてください。
2021年10月24日 曇り
館長 岡田 浩資
スタッフ 齋藤 泰彦
末宗 安之
応援 野村 智範
高橋 弘樹
(報告:岡田 浩資)