1週間で大きく季節が動きました。思わず空調も暖房に変えました。先週あれほど絶え間なく飛んできたアサギマダラ今日は1頭も見かけませんでした。先週のあの高台のフジバカマにも全くきていません。この寒さに南へ慌てて飛んで行ったのでしょうか。さて今日の来館者の驚きは、なんと観察した昆虫をカメラで記録して本にまとめている年長さんです。あまりにしっかりしているので小学生かと思いました。
今日の来館者の様子です。子供と二人づれで来られたお父さんはヘラクレスオオカブトに、いたく感動され、お子さんに一生懸命伝えようとされたのですがお子さんは関心なしでした。
私は何をさわっているのでしょうか?おそらく初めてのゴキブリ体験。来年ひとまわり大きくなって来館した時もさわってくれるのでしょうか。
この時期の来館者は研究熱心です。虫を撮ったり、大きく拡大して細部まで観察してくれます。
昆虫館でありながら、いろいろな生き物にさわれます。昆虫館に来てくれる女子は結構大きなヒキガエルでも平気でさわってくれます。ここのいいところは、ふれていきものを実感することができることです。デジタル世代の子供たちホンモノにふれて感性を育ててくださいよ。
今日の昆虫館いちだんと寒くはなりましたが、まだまだいろいろなむしに出会えます。アサギマダラ南へ飛んでいったようですが卵はきっちり産んでくれています。昆虫館で幼虫になって越冬することでしょう。来館者の子供達もいろいろなむしを採集してくれました。今日私が見かけたむしたちはオオアオイトトンボ、ミルンヤンマ、ミノウスバ、ヨツボシモンシデムシ、アカタテハ、テングチョウ、ナツアカネ、サカハチチョウ、キタキチョウ、イカリモンガ、ヒメクロホウジャク、ホシホウジャク等でした。
2021年10月23日(土)の昆虫館 晴れ時々曇り
来館者40名
1日館長 八田康弘 スタッフ 茂見節子 野村智範 応援 高橋弘樹