秋晴れの1日、まだまだミンミンゼミやツクツクボウシが鳴いていますが秋の虫の鳴き声も負けじと鳴き、アカトンボが飛んでいます。トンボに詳しいスタッフの東さんが同定に大活躍でした。見分け方を丁寧に教えられていました。来館者はナツアカネやヒメアカネを採集していました。
今日の来館者1号は箕面昆虫館で買ったというニホンタオルを持参。箕面昆虫館の館長さんもこどもとむしの会のメンバーです。
2番目の来館者のお父さんはピンクのバッタが取れたと言って突然変異ですかと実物を持ってこられました。クビキリギスの幼虫。褐色や緑はよく見かけますがピンクもたまにいます。
今日の昆虫館の様子です。最近は女子も多く、平気でムシに触ってくれます。
このご家族はイモリを触りに昆虫館に来てくれました。ムシよりイモリが目的だそうです。
スタッフの野村先生が大きなヒキガエルとモクズガニを持って応援に来てくださいました。いよいよ野村講演の始まりです。ヒキガエルが餌を食べる動画を準備して熱のこもったお話が延々と続きます。
今日も子供たちは内に外に採集に出かけました。4回続けて来館してくれている子は水路のアメンボを捕らえてくれました。普段見ているアメンボとちょっと違います。シマアメンボです。きれい流れの水にいるようです。よく見ると背中の模様が渋くやけに足が長いです。
ナナフシを採集した女の子虫かごを開けたら肩に乗りました。
今のシーズン、アカスジキンカメムシの幼虫、クチバスズメの幼虫、トホシカメムシ、モンキアゲハ、ミドリヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモン、コカマキリ、タカネトンボなどなど、結構いろいろなムシが活動しています。
メスのアサギマダラがやって来ました。マーキングをして離しておきました。過去にはマーキングされたアサギマダラが飛んできたこともあります。ここら周辺は食草のキジョランが多いのでよく飛んできます。アサギマダラを見かけたら注意しておいてください。
2021年9月25日(土)の昆虫館 晴
来館者 31名
1日館長 八田康弘 スタッフ 茂見節子 東 輝弥 応援 野村智範