道中の畦道にはヒガンバナが花盛り。秋本番ですね〜
バッタや赤とんぼなど、小さな子どもたちにも、虫とりの成果が得やすい季節です。今日も、午後からいいお天気になって、たくさんの子どもたちが、虫とりに出かけて行きました。
大きなショウリョウバッタをつかまえました!
うれしいので、ずっと片手に持って、仲よくしてましたよ。
見てください、達成感と自信にあふれる、この表情!
昆虫館は、子どもたちの自己肯定感を育むところです!
さて、今日は、子どもたちに人気のカマキリが、5種類も登場したよ。昆虫館は蝶屋敷かと思っていましたが、カマキリ屋敷かも。(昆虫館には、その日に獲れた虫が登場しますので、いつも5種類見られるわけじゃないです。念のため)
カマキリ、さわるのには、ちょっと勇気がいるけどね。
コカマキリを手にのせてみました。
何度も来てくれて、ありがとうね。
こんな感じでそっと手にのせれば、カマキリは引っかいたりしないのです。
ということで、幼稚園・保育園では、「かまきりリレー」を、オススメしています。みんなも、やってみてください!
このコカマキリは、スタッフの島岡優くんが、さっき広場でつかまえた個体でした。ありがとう。
こちらは、ムネアカハラビロカマキリ。昔はいなかった、新参のカマキリですよ。
ふつうのハラビロカマキリより、大柄で、性格は、やや凶暴かも。
こちらは、スタッフの高橋さんが、相生市でゲットしたもの。
つぎは、日本でいちばん大きなカマキリ、オオカマキリです。
手にのせてたら、あれれ、どんどん上へのぼっていくよ。
ついに、頭のてっぺんまで、のぼっていきました!
カマキリさん(女の子です)も、居心地、よさそうですね。
このオオカマキリも、スタッフの優くんが、広場でつかまえたものでした。優秀ですね。
さきほど、コカマキリを手にのせていた男の子ですが・・・
今度は自分で広場へ虫とりに行って、見事、チョウセンカマキリをゲットしました!
あと1種類、ヒメカマキリ(安富PA産)がラボに展示されていましたが、ハリガネムシが出たあとでぐったりしてたので、写真は割愛。
ヒメカマキリは、これから10月にかけ、昆虫館で、ときどき見られます。
サイト内検索で「ヒメカマキリ」を調べてみてください。
過去の記事がいくつか出てきます。たとえば、ちょうどほぼ1年前の記事。
以上が、本日の昆虫館に登場した5種類。
兵庫県には9種類のカマキリがいますので、残りは4種。
ふつうのハラビロカマキリは、昆虫館周辺にもいるはずですが、今日は、みつかりませんでした。花の上が好きです。ウスバカマキリは、明るい草原にいますが、生息地は限られていて、昆虫館周辺にはいません。ヒナカマキリは森林の地表を歩いています。チビクワガタよりさらに暖かいところが好きな虫なので、昆虫館にはいないでしょう。サツマヒメカマキリは、秋にはおりません。
9種類を一度に、は、さすがに無理かな。
カマキリの学習には、ぜひ「ひょうごのかまきり」をご利用ください。
冊子体は、昆虫館で、なんと200円。
9月23日(木・祝)曇りのち晴れ
来館者:86名
スタッフ:八木 剛・高橋弘樹・島岡佳子・島岡良治
Kids STAFF:島岡 優
応援:野村智範・久保弘幸
昆虫館で見られた虫:サカハチチョウ(網舎の中に入っていきました)、スジグロシロチョウ、キチョウ、ミヤマカラスアゲハ(キハダに産卵)、クロアゲハ、オオアオイトトンボ、タカネトンボ、オオセンチコガネ
昆虫館周辺:ツマグロキチョウ、ナツアカネ、ウスバキトンボ、ショウリョウバッタ、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリ