☆彡ゆうぐれ時の捜索☆彡
今回の大捜査線は夕暮れ時。昼間とは雰囲気の違う虫とりのスタートとなりました。
舞台となったのは、兵庫県の真ん中あたり【丹波市】。豊かな自然に囲まれたこの場所で何がとれるかワクワクします。
スタート前に雨がふってきましたが、みんながおりこうさんにしていたので雨も上がり、思いっきり走り回ることができました。
今回は21組のご家族が参加。山側、広場側、二手に別れての捜索となりました。
が、山側の捜索が人気だったようで(^.^;広場側は少人数で挑みました。結果はお楽しみ。
☆彡ゆうぐれの虫たち☆彡
みんなが張り切って虫とりに行ってしばらく、『大物狙い』の少年が「山側なんもおらへーん」と言って、広場側に変更。次に戻ってきたときにはミズカマキリを持ってニッコリ。「やった!大物!」
とってきた大物を展示していきます。
う〜ん・・・山側にみんな行っちゃったしね(-_-;)
みんながとってきた虫に自分の名前を書いて、展示していくと、スタッフが虫の種類をおしえてくれます。名前がわからなかったバッタやコオロギもこうしてわかっていきます。
ちなみにこの時、ミニ図鑑『ひょうごのばった』を参照にしました。特徴が細かく描かれていてわたしは大変たすかりました。参加者のほとんどの方が「もってるーー」と。
では山側、広場側、どんな虫がいたのでしょうか。
ミヤマアカネ
オオヤマトンボ
この日1番盛り上がったネブトクワガタ!写真見えにくいですがペアでゲット!
で・・なぜかヒヨドリのヒナ。ちゃんとお母さんの所にぶじにかえりました。
他にも・・・
山側 ショウリョウバッタ・エンマコオロギ・オオセンチコガネが多く、スミナガシやミヤマアカネなどがとれました。
広場側 ショウリョウバッタ・ツマグロヒョウモン・ジャノメチョウが多く、ミズカマキリやヤマトタマムシ・コシボソヤンマなどがとれました。
結果は、山側が54種類、広場側が46種類とれました。全部で73種でしたので、どちらか一方だけの虫もけっこうあったのですね。
どちらもバッタのなかまが1番多く、次にチョウ・ガのなかまでした。オオセンチコガネもたくさん飛んできたようでした。
まだまだとりに行きたい雰囲気でしたが、あっという間に日が暮れて、あたりはエンマコオロギやマツムシ、スズムシが鳴いていました。
帰り道、たくさんの虫の鳴きこえを聞いたことでしょう。夕ぐれの虫とりのあと、お父さんお母さんと鳴き虫をぜひ探してみてくださいね。
☆彡丹波の森公苑☆彡
里山整備された広い敷地には、オオムラサキの飼育スペースがあり、今ならかわいい幼虫が見られますよ〜
ぜひ虫とりがてら見学してみてください。
丹波の森公苑の職員の皆様、遅くまでありがとうございました。
スタッフ 八木剛 安岡拓郎 吉水敏城 内田隼人 吉野時貴 石川哲也・亜矢子 坂井真理 島岡良治・佳子 三村貴之・寛子
Kidsスタッフ 石川栞奈・元貴・大馳 坂井一太 島岡優 三村剣義
2021/8/28(土)雨のち曇り