8月最後の日曜日。オオムラサキやスミナガシの幼虫が育っています。

残暑も少し緩んだと感じた昆虫館

それでも朝から蒸し暑い。

朝一から末宗さんが出動され館周辺の落ち葉を吹き飛ばしてくれました。

本日も開館から閉館まで来館者の予約は一杯でした。

それでもラボ内は余り密はならなかったように思います。

ラボにとどまるより天気がいいので外で昆虫採集をされる方が多かったです。

バッタの説明会をされる末宗さんです。(クルマバッタとクルマバッタモドキの違いについて)
私の苦手分野なので大変助かります。

クワガタマンションは、夏の終わりと共に
大型のミヤマ、ノコギリが少なくなり小型種が一斉に活動しているように見えます。

食欲は旺盛。一週間でたくさんの昆虫ゼリーが空になります。

昆虫館スタッフが持って来た「シタベニハゴロモ」です。

身近にいる、アオバハゴロモと同じ仲間です。
外来種ということですが、大変大きく美しい種です。最近、増えているそうです。

こちらも昆虫館スタッフが採集した
オキナワ?ルリチラシです。
初めて拝見致しました。

スミナガシの幼虫です。庭のアワブキにたくさん幼虫の食痕が見つかりました。
食痕は見つかりやすいのですが、素人の目では本命の幼虫は中々発見できませんでした。

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エノキには、オオムラサキの幼虫が多数見られました。

8月上旬に目撃した♀が産卵、無事に孵化したようです。

ようやく昆虫館の鈴虫が鳴き始めました。
今年は、少し遅いようです。
世間では残暑が厳しいようですが、
昆虫館はそろそろ秋が近づいて来たかな・・・?

2021年8月29日    晴れ
館長      岡田 浩資
スタッフ    齋藤 泰彦
        八田 康弘
応援      末宗 安之
        野村 智範
        高橋 弘樹
        久保 弘幸
来館者     83名