雨が続いて昆虫館裏の川も増水しています。濁流の音がする中でも、アブラゼミ、ミンミンゼミの鳴き声は一日中途絶えることがありませんでした。
雨でも途絶えることなく来館者は来られ、今日は館内だけでしたが生き虫を触って楽しまれていました。常連のマダガスカルゴキブリ大好き少年のおかげで、たくさんの子供たちがマダガスカルゴキブリが触れるようになっています。
まだむしがよくわかっていない小さな子は、やみくもにつかみかかる子、親御さんが一生懸命虫を近づけても反応しない子といつも親子の様子を見ていると微笑ましく感じます。
今日も新たなパターンの虫シャツを見かけました。かわいい蝶の刺繍です。
スタッフの野村先生は雨が降り続くので、イモリすくいやタガメ幼虫の餌やりといろいろなイベントをしてくださいました。
今日の昆虫館のむしたち、先週見かけたミヤマカラスアゲハの前蛹は綺麗な蛹になっていました。昆虫館内に寄生蜂のオオホシオナガバチが来館してくれました。
雨にもかかわらず、カラスアゲハが何回か飛び、ヒメキマダラセセリとオオチャバネセセリを見かけました。またヘリグロツユムシも見かけました。雨といってもよくみるとむしを見ることができるのでよく観察してみてください。
2021年8月14日(土)の昆虫館 雨
来館者72名
1日館長 八田康弘 スタッフ 岡田浩資 野村智範