タガメ幼虫が登場!7月31日の昆虫館

朝から日差しが強く、夏らしい7月最後の土曜日です。

今日、最初のお客さんは神戸から来られた団体の方々です。様々な展示、標本をじっくりと見てくれました。

野村さんがタガメの幼虫を持ってきてくれました。初齢から2齢、3齢と成長に大きな差があり、飼育が難しそうですが、私(末宗)がプリンカップで小分けして飼育してみます。無事、成虫になったら、地元佐用町にリリースします。

今日はなぜかギラファノコギリが大人気。親分格のヘラクレスよりも「触りたい」要望が多かったです。

彼らはカブトムシに触ることが出来て大満足そうでした。

立体画像も楽しんでもらいました。

午後は外で昆虫採集を楽しむグループが多かったです。時折アオスジアゲハが降りてくるので、みんな必死に追いかけていました。3時後半にはオオムラサキもやってきましたが、エノキの樹上を旋回するばかりで、撮影できるところには降りてきませんでした。

今日もイモリやトノサマガエルが大人気。

池の中をじっくり観察しています。

彼はオニヤンマが採集できて嬉しそうでした。

暑さも影響しているのか、昆虫の飛来は少ない日でした。

 確認出来たのは、アカタテハ(産卵)、オナガアゲハ、クロアゲハ、ムラサキシジミ、コミスジ、オオセンチコガネ、ダイミョウセセリ、ヒグラシ、アブラゼミ、ミルンヤンマ、ヤブヤンマなどです。

画像がわかりにくいかもしれませんが、朝、室内の窓際で暴れていたので採集したハチです。

 クロスズメバチより少し大きいハチです。

(追記:ハチの専門家に見てもらったところキオビホオナガスズメバチのようです。)

 2021年7月31日

天気  晴れ時々曇り

館長  末宗安之  スタッフ 茂見節子、北詰ファミリー

応援  齋藤泰彦、大江峻弘、高橋弘樹

 来館者 午前18名 2部32名 3部53名  合計103名

(報告:末宗安之)