セミの声が一日中聞こえる昆虫館でした。
ヒグラシが一日中鳴いていました。
その中にニイニイゼミとアブラゼミの声が混じり、素敵なBGMです。
関西の都会部ではクマゼミが圧倒的に多く、その鳴き声は騒音に感じます。
昆虫館の周辺ではクマゼミの鳴き声を聞いた事がありません。
昆虫館に到着し開館準備を進めていると、西側のドアガラスに何やら怪しいものがへばりついています。
風で飛んできた小枝かなと思いましたが、よく見るとナナフシモドキでした。
こんなところにいれば正体バレバレなんですが、木の枝にとまっていれば見つけるのはむづかしいでしょうね。
来館された方々がまず最初に足を止められるのがクワガタマンション。
大人も子供もクワガタムシが大好きです。
今年はこのマンションへの入居希望者が多く、なかなか盛況です。
そして、来館者はラボの方へ向かわれます。
見るだけと思っていた虫が、それも生きている虫たちが実際に手に取って触れるんです。
初めての経験をされて、みんな大喜び。
ほとんどの方が記念撮影をされています。
これが佐用町昆虫館の良いところなんです。
佐用町昆虫館のHPのキャッチコピー「ほんものたいけん」ですね。
ブッドレアやボタンクサギの花が咲いているのですが、虫は少なかったです。
オオムラサキがいたという情報もありましたが、私は見ませんでした。
本日唯一の黒系アゲハ、モンキアゲハです。
昔はなかなか見ることができませんでしたが、最近では時々見かけるようになりました。
2021年7月25日(日)の昆虫館
来館記帳者:101名 天候:晴れ
一日館長:齋藤泰彦 スタッフ:岡田浩資、高橋弘樹
(報告:齋藤泰彦)