さわやかな五月晴れの昆虫館
昨日までとはうってかわって、朝からさわやかな空が広がった昆虫館。昨日までの雨のせいで、谷川の音はゴウゴウと響いていますが、草木の緑も、今日は心もち輝いているように感じました。今日は何かいいことがありそうな予感です。朝一番からお客様をお迎えして、スタッフも思わず笑顔になります。
今日やってきてくれたこどもたちは、みんなとても熱心です。カブトムシやクワガタムシをさわったり、ツンツンしたり、むしめがねで、じい~っと観察したり。
「この大きなトンボはなんですか?」
小学生の男の子が見せてくれたのは、立派なコオニヤンマでした。
バッタやキリギリスの仲間を、虫カゴいっぱいに採ってきてくれた子もいました。今日はちょうど、バッタ専門のUさんが来てくれていましたので、さっそくお願いして、名前をおしえてもらいました。まだ幼虫なのに、スラスラと名前が出てくるUさん。流石です。
ひとしきり虫を触った後は、みんな昆虫館の庭で水路をガサガサやって、イモリをつかまえたり、オタマジャクシを捕まえたり。網を手に、昆虫館の外へ駆け出して行った子もいましたよ。
きょう見られた昆虫たち
今日は、テングチョウやスジグロシロチョウ、ハラビロトンボなどが採れました。でっかいミヤマカラスアゲハの夏型は、昆虫館の看板にひらひらとやってきてくれました。看板の文字の色にひかれたようです。アカタテハは、庭のカラムシに何度も産卵していました。再来週ぐらいには、葉っぱを丸めた幼虫の巣が、たくさん見られることでしょう。
真夏が近づいて、虫たちがいちばん多くなる季節です。相変わらずコロナは心配ですが、できる限りの対策をして、皆さんのお越しをお待ちしていますよ! どうぞWEBでご予約をお願いします。