暑くもなく寒くもなく晴天。
とても気持ちの良い一日でした。
11時半から約1時間ほど、昆虫館の北、南、東側よりハルゼミの声を聞くことができました。
合唱ではなく独唱でしたが、昆虫館でハルゼミの声を聞いたのは初めてです。
今日は黒系のアゲハをたくさん見ることができました。
クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハなどなど、子供たちは網を持つ手に力が入ります。
華麗な網さばきで首尾よくゲット。
胸が高まります。
自分の背丈の何倍もある長竿を繰り出して、木の高いところを探す少年。
スタッフのO田さんは、昆虫館で唯一花が咲いているカンボクを「この木は僕が独り占め」などと鼻歌を歌いながら、何度も花を掬っていました。
果たして、いい虫は採れたのでしょうか?
ヤマザクラには、ハバチらしき幼虫が群れていました。
これはこれで、かわいいですね。
今年もモリアオガエルがやってきました。
泡に包まれた卵塊が観察できます。
時々間違って、下に水が無いところに産卵してしまうのがいるのですが、昆虫館の優しいスタッフがちゃんとレスキューします。
運がよけえば、大人のモリアオガエルも、みつかりますよ。
はじめてのモリアオガエル。ママも、びっくり。
モリアオガエルは、吸盤が大きくて、眼が赤いのが特徴です。アマガエルと同じように、体の色は、変わります。
休んでるのに、かんべんしてよ、というセリフが出そうですけれど、土日だけだから、ゆるしてね。
2021年5月23日(日)の昆虫館
来館記帳者:70名 天候:晴れ
一日館長:齋藤泰彦
スタッフ:岡田浩資、石川亜矢子、哲也、栞奈、元貴、大馳
応援:三村ファミリー
(報告:齋藤泰彦)