兵庫県版レッドデータブックの改訂に向けて、4月20日からスタートしている「みんなも昆虫調査員! このむし、みつけたら、おしえてね」キャンペーンですが、ときどきこのブログで、ニュースをお伝えします。MM(むし、みっけ)ニュース。
ウマノオバチ
これはすごい! 4月21日、姫路市にて。
庭の駐車場に、髪を付けた虫がいるからどうしたのかと思ったら、体から生えてるみたいで、子どもに言ったら「そういう虫がいるのを図鑑で見たことがある」と教えてくれました。確かに載ってました。不思議な虫~。初めて見ました。庭付近で毎年カミキリムシを見かけるので、いるのでしょうか。でも弱っていて、触角がたまに動くけど、何時間たってもずーっと同じところにいました。産卵管?もちぎれてて何があったのでしょう…。
たしかにこの虫、はじめて見たら、びっくりしますよね。飛んでいるときは、長い髪の毛をなびかせるような、ふしぎな姿です。
GW前後、限定の虫です。出現期間が短いので見逃しますが、きっと各地にいると思いますよ。穴ぼこだらけのアラカシの街路樹とか、見回ってください。
アイヌハンミョウ
こちらも姫路市の川。20匹以上いたそうです。
ホンサナエが昨年見られたポイントです。 先週訪れた時に、あれ「アイヌハンミョウかな?」と思っていたので、 今日は、捕獲してみました。
コメント:石田哲載さん
キバネツノトンボ
4月24日、緊急事態宣言直前の播磨中央公園「昆虫大捜査線」での一コマです。
昆虫大捜査線の午後の部で見つけました。日がさしたタイミングで飛び始めて網を振り回したら取れました。 先生から子供たちでもわかるように虫の取り方や観察の仕方をレクチャーしていただけたので、興味津々で虫を取る楽しみが実感出来たように思います。
コメント:大畑朝陽くんのパパ
楽しく虫とりしてくれて、しかもキバネツノトンボつかまえてくれて、とってもうれしいです。
これを機会に、いっぱい、虫とりしてね!
ヒョウモンチョウ類
ヒョウモンチョウは、何種類か、いますよ。
4月24日、播磨中央公園にて、メスグロヒョウモン?。ツマグロヒョウモンじゃないヒョウモンチョウ、しかも幼虫。珍しいですね。
地面を歩いていた、ということは、もうすぐ蛹になるのかな。
これは、ツマグロヒョウモンです。ひょっとしたら、いちばん身近なちょうちょかもしれません。
身近にいる虫、普通にいる虫って、どれくらい身近なのかな。分布図にするとどうなるのか、やってみたいと思います。
なーんやツマグロか、と思わず、どしどし情報ください!
ツマグロヒョウモンでも、1ポイントだよ!
対象の虫と情報提供のしかた
「みんなも、昆虫調査員!」対象の虫や、情報提供のしかたは、こっちの記事をごらんください。
みなさんからの情報、お待ちしています!