曇りがちの朝方、昆虫館裏手に大きな茶色の鳥の影が動き沢を超えて裏の山の斜面に飛び立ちました。なんとか証拠写真を撮りました。その後昼までに2回昆虫館裏手をうろつく姿を見ました。なんと兵庫県Aランクのミゾゴイです。夏鳥としてやってくるのですがサワガニに目当てに居着いている可能性があります。
明日からしばらく臨時休館。午前中は親子1組が半日昆虫館を堪能されていました。
午後からは天気も回復し、キタキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、テングチョウ、黒いアゲハなどが活動し始めました。触覚の異常に長いクロハネシロヒゲナガが異常にたくさん特徴のある飛び方で飛んでいました。この飛び方はどうもメスを探っているようでオスメスがつがうとじっと止まっていました。
午後から来られた来館者は皆さん探究心が強く、標本をじっくり観察したり、熱心に写真を撮ったり、昆虫の体を大きく拡大してみたりと長い時間滞在しておられました。
予定では5月9日(日)まで休館で5月15日(土)から開館します。ホームページで確認してまた皆さん来てください。
2021年4月24日(土)の昆虫館 曇りのち晴れ
来館者 14名
1日館長 八田康弘 スタッフ 前原繁仁 高橋弘樹