2021年4月10日(土)の昆虫館。
風は冷たいですが、春の陽射しが心地よい、穏やかな一日でした。
瑠璃寺参道の桜は、おしまい。今週は低温で、季節はあまり進んでない感じ。
カエデの花は、三分から五分咲きくらい。新緑がきれいです。
昆虫館では、ビナンカズラ(サネカズラ)が芽吹き、キベリハムシの赤ちゃんが生まれました。
千種川の河原へ行ってみると、アイヌハンミョウが。
地味なハンミョウですが、春を感じる虫ですね。
毛がいっぱい生えてるね。
こんなふうに、石の上に、ちょこんと、とまっています。
近づくと、フワーっと飛びあがるので、いることがわかります。
「ナミハンミョウ、ニワハンミョウより、つかまえるのが難しい・・・」とこぼす、昆虫少年。
上から虫あみをかぶせても、大きな石とあみの間のすき間から、すぐ逃げられてしまうのです。
でも、何度も逃げられるうちに、コツがわかってきて、2匹つかまえることができました。
しかし・・・
虫かごに手をつっこんだ拍子に、指を噛まれて、出血。
1匹逃してしまいました。
ハンミョウの大アゴって、力は強くないですが、鋭いです!
アイヌハンミョウは、大きな石が転がっているような、河原にいます。
春から初夏、各地で見られますよ。