10月10日(土)、台風14号の影響が心配されましたが、昆虫館のあたりは、ほとんど雨もなかったようで、穏やかな一日でした。
本日のお題は3つ、ございます。
アサギマダラ
曇が多いからか、あまり虫はいません。キチョウとヤマトシジミが少し。アカトンボはいません。朝10時頃、だいぶ弱々しくも頑張って鳴く、ツクツクボウシの声をききました。ヒメコオロギはずっと鳴いています。館内のスズムシもよく鳴いています。
ときおり、アサギマダラが、ふわふわ飛んでいました。
虫大好きっ子に「アサギマダラがいたよ」と伝えると、がんばって、探しに行って、ついに、ゲットしました。人生初で、大コーフン!!(カメラの前なので、喜びの感情は抑制気味です)
小さな成功体験、とても大切です!
昆虫館は、子どもたちの成功体験を、育むところです!!
ハリガネムシ
昆虫館では、ヒメカマキリがよく見られます。
3〜4cmと小さく、樹上生活していて、ふつうは、なかなか見られないカマキリです。
「ヒメカマキリつかまえた〜」と、見せてくれた子どもたち。
見ると、お尻の先から、ハリガネムシが顔をのぞかせていました。
「出てくるところ、見てみよう」と、湿った地面に置くと、みるみるうちに、ニョロニョロと出てきて、これまた、大コーフン!!
なんじゃこりゃ、という、ふしぎな体験、大切ですよ!
昆虫館は、子どもたちの好奇心を、育むところです!!
ヒメカマキリは、小さいですが、けっこうな大きさのハリガネムシが入っていたのですね。
こんなのを排出したカマキリさんは、さぞかしスッキリしたことでしょう。
ヒメカマキリのほか、定番のハラビロカマキリや小さなササキリモドキからも、ハリガネムシが出てきたりして、秋の昆虫館は、さながら「ハリガネムシ祭り」のようでした。祭りの出し物じゃないですが、「ハリガネそうめん!」とかいって、遊ぶ人たちも見受けられました。(想像できると思うので、画像の掲出は省略します。)
河東小学校の子どもたち
さて、さる10月5日、宍粟市立河東小学校へ「いどうこんちゅうかん」が出動しました。
「いどう」スタッフのもみちゃんが「10日に昆虫館行くから、みんなも来てね〜」の一声で、朝から続々と、7組の子どもたちが、家族で遊びに来てくれました。うれしいですね。
近所だから、また遊びにきてね‼️
虫に会うのも楽しいが、人に会うのも楽しい!
これも、佐用町昆虫館の、ポイントです!!
10月10日(土)曇り時々晴れ 来館者77名
一日館長:八木 剛 スタッフ:茂見節子・野村智範