2020年9月26日(土)、淡路で3回目となる昆虫大捜査線がおこなわれました。
前日までの雨も上がり、絶好の虫とり日和とは言えませんが、過ごしやすい一日となりました。
会場は、淡路島の大自然を満喫できるウェルネスパーク五色。山の空気と海の風が気持良いです。前回ここで大捜査線をしたのは7月でした。さて、今回はどんな虫がとれたのでしょうか?
今回はコロナウィルス感染拡大防止の為、各回25名の人数制限を設けた3部制での開催となりました。
何がとれるかな?さぁ、出発!
はじめて参加してくれたおともだち、リピーターのおともだち、最初に先生から虫のとり方を教えてもらいます。
トノサマバッタ、クルマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ・・・たくさんの種類のバッタがいました。
どんな虫がとれたかな?
ウェルネスパーク五色は山にかこまれた大きな公園です。もちろん虫はバッタだけではありません。「バッタしか取れなかった〜」と言ってる子はいませんでした。
それでは、みんながつかまえてきた虫を展示していきましょう~
「あわじしまセンチコガネ」をつかまえたおともだちがいました。黒色?紫色?昆虫館の周りでは見たことのない色です。みんな興味津々でした。
お昼になるとチョウも飛び始めました。花壇では待ち伏せしているおともだちも。ナミアゲハが飛んできました!つかまえられるかな?
みんな地面を夢中になって何かを探していました。落ち葉の下、草の中….ダンゴムシさんかな?
こちらは大捜査線のリピーターさん。家族でトンボを挟み撃ち!息のあった連携プレーです。
こちらもリピーターさん。手のひらにバッタをのせて見せてくれたのに飛んでいってしまいました…でも虫さんいっぱいいるね!
チョウを待ち伏せして、飛んで逃げるバッタを追いかけて….。秋の虫とりも楽しいですね♫
むしむし OJT
もう一つのスタッフイベント、むしむしOJTが密かに行われていました。初めてのことで参加者の皆様にはご不便をおかけしましたが、キッズスタッフの活躍をご一緒にご覧ください。
ソーシャルディスタンスを守りながらのOJT開始!
参加者の方への虫とりをサポートします。
つかまえた虫の種類と数をチェックしています。その都度数えています。根気のいる作業です。
こちらでは虫の同定をしていました。本を見て同じ虫だと思っても違っていたりします。正確に皆さんに伝えて記録するためにも、重要な作業のひとつです。
キッズスタッフの中にはスズメバチをつかまえた勇者?もいました。よく行動を観察しているからこそつかまえることができます。しかし秋のスズメバチさんは怒りん坊です。もし見つけてもイタズラしないではなれましょう。
キッズスタッフは仲良しです。みんなのお手本になれるようにこれからもがんばります!
大捜査線、終盤!
終わりに近づいた頃、突然雨が降り出しました。最後まで虫とりができてよかった!
最後に質問コーナーです。「マダラバッタはどうして短い草のところにいるの?」
女の子の観察力に拍手です。短い草が好きなバッタもいれば、丈の長い草が好物なバッタもいます。池の周りや田んぼが好きなバッタもいます。多くの種類のバッタがいましたが、食べる草の種類で住む場所が違うことを知りました。
洲本にはたくさんの虫がいました。秋でも様々な虫をとることができました。アミを持って親子で虫を追いかけた1日は良い思い出になったとおもいます。
最後になりましたが、コロナウイルス感染拡大防止対策を万全に取り組んでいただいた洲本市教育委員会のみなさま、コロナ禍の中、あたたかく迎え入れていただいたウェルネスパーク五色の職員のみなさま、洲本市のみなさま、ご協力いただきありがとうございました。
スタッフ
八木剛、久保弘幸、井嶋幸司、内田隼人、石川哲也・亜矢子、越智剛・玲子、北詰剛史・真奈、坂井真理、島岡良治・佳子、三村貴之・寛子、山内隆史・ちはる
キッズスタッフ
石川栞奈・元貴・大馳、越智航希・小雪、北詰涼太・青葉、坂井一太、島岡優、松岡想、三村剣義、山内裕月
洲本市教育委員会生涯学習課の皆様
昆虫大捜査線inすもと 三部制 各25名 事前予約