今年の春は遅れ気味、やっと昆虫館周辺ではサクラが満開でヤマザクラも同時に見頃になっています。早春の野草も花もち良くまだ見頃です。館内のカタクリ、ミスミソウ、イチリンソウ、キクザキイチゲなどの野草も見頃です。そのぶんムシの活動も遅れているようです。






3月にハッピーガーデンに移植したナラガシワの木、新芽が出ていました。無事活着してくれそうです。

生きムシ展示のナナフシモドキが今日孵化しはじめていました。か細い体つきながらガラス面をよじ登り、展示水槽天井の網に5匹ほどぶら下がっていました。館内のキジョランの葉裏ではアサギマダラの幼虫が無事冬を越していました。


今日の来館者の様子です。変身アイテムもバージョンアップして、ニジイロガイダ変身グッズも2つ揃っています。



ムシの活動もまだまだの状況ですが、こちらはムシだらけです。

ムシに詳しい彼はムシの活動が少ない中、アゲハをはじめツマキチョウやモンシロチョウを採集して網舎に放してくれました。ほぼ一日中昆虫館、ハッピーガーデンでムシ採りをしていました。

昨年から始まった「こどもとむしの会」と「人と自然の博物館」共催の「昆虫学園 中等部」に参加してくれた彼は中学を卒業してこの春高校生になりました。昨年の昆虫学園の成果が昆虫館の一角に展示されているので家族で今日見にきてくれました。高校に入って生物部に早速入部したそうです。引き続き昆虫に携わっていくようです。今年も夜間トラップ中心に昆虫学園中等部がまもなく始まります。
山崎から昆虫館に来られる来館者の中には寄られたことがあるかもしれませんが「土万のふれあいの館」(地元の農産物直売所)が昨年末で閉館したようで今日気づきました。

2025年4月12日(土)の昆虫館
来館記帳者 41名 晴れ
1日館長:八田康弘 スタッフ:茂見節子