朝夕はひんやりとする秋本番になりました。
佐用町昆虫館も庭の落葉が多くなってきました。
南方面から県道を北上し、昆虫館に左折する直前に船越地区の方々が整備している美しいひまわりとコスモスが植栽された休耕田があります。
ひまわりとコスモスのコラボ、とても美しいです!ぜひ寄ってみて下さい。
蚊帳の中に入れるムシ達を採集するためにはっぴーがーでんに行ってみると、ウラギンヒョウモンやキタテハが確認できました。アサギマダラもやってきたので蚊帳に入れます。
ツマグロキチョウも増えてきました。
今日もヘラクレスは朝から人気者。
今日もお絵かきコーナー、集中力が素晴らしい2人です。
ラボのクツワムシは残念ながらメスだけになりました。
でも、最近増えてきたコガタノゲンゴロウ(ピンボケですいません)も展示の仲間入り。
体の下側はホンゲンゴロウのようにしま模様ではなく、黒色です。
第2化のにじいろガイダさん(ニシキキンカメムシ)は現在2頭。あとは終齢幼虫を展示しています。
今日はとてもいい天気なので、ご家族の来館者はみんなはっぴーがーでんで昆虫採集を楽しんでいたようです。
最初は捕虫網の使い方がよくわからず、空振りばかりの子どもたちも、ちょっとコツを伝えるとすぐに上手に採集できるようになりました。
彼は兄弟2人でたくさんのムシを採集できました。
ミヤマアカネのメスも採集できました!
午後の来館者もはっぴーがーでんでムシ探し。彼はツマグロヒョウモンをゲット。
今日は特別展示で、オオスズメバチに襲われて逃去してしまったニホンミツバチの巣箱を中が見える形で展示しました。
また、昆虫館の上流、瑠璃寺近くにシダクロスズメバチの巣を杉の木の下(地中)に確認。
そこがオオスズメバチに見つかって執拗な攻撃を受けていました。
入り口のまわりにたくさんのシダクロスズメバチがかじられて死んでいます。
秋の自然界ではこのような攻防の真っ只中のようです。
この時期には、各地でスズメバチに刺される被害が報告されます。
オオスズメバチも地中に巣を作るので、遠足などで気づかずに巣に近づいたときに刺される被害が良く報道されます。10月は山に行くとき、特に気を付けて下さい。
今日のトピック。キタテハの白化個体がはっぴーがーでんで採集できました。
3連休、どうやらいい天気のようです。
秋の昆虫館は来館者も少な目でゆったりと過ごしてもらえます。
ぜひ、今シーズンの開館、残り少ない佐用町昆虫館にお越しください。
※10月27日(日)はむしむしハロウィンですよ!
昨年の様子はこちらです。
むしむしハロウィンで楽しかった10月29日の昆虫館(むし納め) | 佐用町昆虫館オフィシャルブログ (konchukan.net)
10月12日(土) 天気:晴れ
一日館長:末宗安之 スタッフ:齋藤泰彦
来館者:29名
(報告:末宗安之)