3連休最終日です。湿度が高く、昨日もヤマビルの被害があったので、朝の準備は草刈り作業からスタートしました。
今日も家族連れの方々が訪れてくれます。イモリ達は相変わらず人気者です。
カブ・クワ達を緊張しながら触る子どもたちが多かったです。
今日は本格的な昆虫採集グッズで身を固めた少年が家族と共に来てくれました。
スタッフの茂見さんの話にも熱が入ります。
早速はっぴーがーでん周辺で昆虫の探索。丘の上のニワウルシでシタベニハゴロモを採集。
今日もシンジュキノカワガ幼虫がたくさん徘徊していました。
その後、オオカマキリを採集。オミナエシの花にオオセイボウなど、様々な昆虫が訪れてきました。
昆虫館でも展示しているシンジュキノカワガ幼虫、毒は無いので安心して触れます。
昨年、兵庫県で大発生したシンジュキノカワガ。どうやら今年も連続して増えているのは確実のようです。
佐用町では道路沿いのニワウルシが場所によってはほとんど葉が食い尽くされています。
皆さんの住んでいる地域でもたくさん見つかるかも。
「むしみっけ」に報告も出来ます。https://www.konchukan.net/blog/?p=17329
お絵かきコーナーでは親子で力作を描いてくれました。すごい集中力です。
出来ました!
今日のにじいろガイダくん。
ミヤマカラスアゲハはすでに翅が傷んできました。キハダに産卵のために飛来してくる個体を何度か目撃しました。
来週には少し(?)涼しくなるそうです。
昆虫館周辺では夏眠明けのヒョウモンチョウ、トゲナナフシ、アサギマダラがそろそろ登場するかな?
秋の佐用町昆虫館にぜひお越しください。
※おまけ情報で、佐用町内の日当たりの良い池で、ベニトンボを確認、採集しています。
南方系のトンボで、温暖化の影響でここ数年、兵庫県でも目撃例が増えています。
皆さんも池のほとりなどで止まっている紅紫色のとんぼに注目!
ショウジョウトンボやネキトンボなど、色や模様が似たトンボがいるので、捕まえると特徴が良くわかります。
2024年9月16日(月・祝) 天気:晴れ後曇り一時雨
一日館長:末宗安之 スタッフ:八田康弘
応援:茂見節子、高橋弘樹
来館者:80名
(報告:末宗安之)