夏の終わりも近いけれど…昆虫館は大賑わい!8月25日(日)の昆虫館

今朝は曇り空。お盆も過ぎたというのに残暑厳しく蒸し暑い日になりそうです。

ニホントカゲもちょっと暑そう?

昆虫館では ミンミンゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシの順で大合唱で迎えてくれました。

夏休みも終わりに近づき台風の接近も報道されるので来館者も減少するかと思いきや本日も大勢の方で賑わいました。

毎度おなじみ昆虫触れ合いコーナーではスタッフの久保さんが熱心にカブ・クワへのさわり方を講義してくれました。

クワガタやカブトムシには触れなくてもマダガスカルゴキブリには触れる児童もいました。挟まないので安心です。

園庭では大きなトノサマガエル・フタホシチビオオキノコムシ・ツマジロエダシャク。

そしてカクレミノの花にアオバセセリの雌が吸蜜に訪れてました。今シーズンはアオバセセリを良く目撃できます。

水路にはミズカマキリが元気に泳いでました。

網舎ではカラスアゲハが優雅に舞ってくれました。そろそろミヤマカラスアゲハの第3化と入れ替わる季節です。

来館者のお子様がマルタンヤンマの雌を寄贈してくれました。翅の付け根が濃い茶色になっているので飛んでいてもすぐに「マルタンの♀!」とわかる色合いです。

飛ぶ時間が夜明けや日暮れなので、採集が難しいヤンマですが、産卵のために夕方、池にやってくる時が採集のチャンスです。良く捕れましたね!

オスはさらに採集の難易度の高いトンボ好きには憧れのヤンマです。(参考画像です。)

マルタンヤンマの♂ 早朝と夕暮れが採集のチャンス

スタッフの竹本さんは ヘラクレスオオカブトムシの交配を実演してくれました。

失敗に終わりましたが皆さん興味津々で楽しみました。

最後に昆虫画伯が素晴らしいヘラクレスオオカブトムシの絵を書いてくてました。

翅の模様や支脈がとってもリアル!

とても上手です。昆虫館に飾ってくれてます。

※トイレにポーチの忘れ物がありました。心当たりの方がおられましたら昆虫館内で預かっております。また、こちらに来られる際にご連絡をお願いします。

2024年8月25日    天気: 曇り

一日館長:岡田 浩資  スタッフ:久保 弘幸、竹本 健佑

応援:高橋 弘樹

来館者:99名

(報告:岡田浩資)