まだまだ暑い日が続きますが、夏休みは終盤を迎えています。宿題は終わりましたか、自由研究は昔から大きな負担になりますが、今日は昆虫館のマイクロスコープを使って、自由研究のまとめに中学生が来てくれました。
変わった来館者もありました。10数年前小さかった頃、大阪から昆虫館に来て、スタッフに切り絵を教えてもらったそうです。それがきっかけで今では立体紙切師となって、いろいろなイベント出演されているそうです。今日も佐用の夕方のイベントに出演されるようで、昆虫館にわざわざ寄ってくれました。来館者たちに立体紙切を作ってくださいました。小さな子供たちに与えるスタッフの影響の大きさに改めて気づいた今日の出来事でした。
県立人と自然の博物館からイモリ好きの女性がスタッフとして応援にきてくださいました。
今日の来館者の様子です。
今日見かけたムシたちの様子です
スズムシの飼育ケース何匹かの脱皮を見かけました。脱皮したての羽は白くきれいです。いよいよ昆虫館内、今は申し訳程度の鳴き声ですがスズムシの鳴き声大きく響き始めることでしょう。
昆虫館入り口の砂場でアリジゴクにアリをやっている子供達をよく見かけますが、今日は成虫のウスバカゲロウを何匹か見かけました。
網舎の中にスケバハゴロモがたくさんいました。何匹かはハゴロモヤドリガに外部寄生されていました。同じ仲間のセミにもセミヤドリガが寄生されているのを時々みかけますが、こんな小さなハゴロモにも寄生するのですね。
昆虫館入り口イラガの幼虫の落下に気をつける時期ありましたが、今日は成虫を見かけました。
今日は竹筒に巣を作るエントツドロバチをよく見かけました。このハチは今ハッピーガーデンで咲いているオミナエシにやってくるきれいなハチ、オオセイボウに寄生されるそうです。
2024年8月24日(土)の昆虫館
来館記帳者 77名 晴れ
1日館長:八田康弘 スタッフ:斉藤泰彦 八木剛 応援杉浦千加子 髙橋弘樹 末宗安之