6月も今日で終わり。天気予報通り、朝から雨です。
ヤマビルが生き生きと活動しそうでちょっと心配。
朝早くから開館準備をしてくれた齋藤さん、ズボンのお尻あたりを触ると「グニュ」と違和感が・・・。
予想通り、大きな個体が這い上がってきていたので吸血未遂のまま、透明容器に収納、展示しました。(画像は自粛)
また、なかなか出会えないカジカガエルのメスが庭で休んでいたので、こちらも本日限りの展示をしました。
昆虫館の庭ではアリマウマノスズクサの実が大きくなってきました。ウマノスズクサより葉も実もずっと大きい印象です。
網舎のコクサギ、今度はオナガアゲハの中齢幼虫が見つかるようになってきました。
雨の日は、タッチプールは渡り廊下に引っ越し。来館者の子供たち、虫捕りは出来ないけれど、楽しんでくれたかな?
いつもどおり、カブ、クワ達は人気者。
彼は最初はムシに触るのが怖かったようですが、気が付けばいろんなムシが触れるようになりました!
蛾の達人、高橋さんも唸る「モス少年」が来館!自分で採集したシンジュサンやエゾスズメ、セスジスズメ幼虫を見せてくれました。
海外で生活をしているご家族、一時的に日本に滞在中にムシが大好きなのでここに来てくれたそうです。
齋藤さんがせっかくにと日本の文化「金魚すくい」ならぬ「イモリすくい」を特別に体験させてくれました。
もちろん初めての体験。印象に残ってくれたようです。
午後も降りしきる雨の中、常連君が友達を連れて来てくれました。
今日のにじいろガイダさん。
本物(ニシキキンカメムシ)は成虫が天寿を全うして残り少なくなり、幼虫は3齢が多くなりました。
スタッフの久保さんがモリアオガエルの幼生(まだ、オタマジャクシ時代の尻尾が残っている)をクヌギの葉の上で発見!
今シーズンは卵塊が猿に食べられる被害が多かったのですが、無事に成長した個体を見てちょっと安心しました。
雨の切れ間にニイニイゼミの初鳴きも聞こえました。
夏はすぐそこ。たくさんの生き物と出会える佐用町昆虫館にぜひお越しください。
2024年6月30日(日) 天気:雨時々曇り
一日館長:末宗安之 スタッフ:齋藤泰彦
応援:久保弘幸、高橋弘樹
来館者:67名
(報告:末宗安之)