またしても一日中雨 2024年5月12日(日)の昆虫館

どうも私が昆虫館のスタッフに入ると雨に祟られます。
昨年までは、OさんやMさんが雨の神様に好かれているんじゃないかなどと言っておりましたが、雨の神様の本命は私のような気がしてきました。

朝から船越山のサルが昆虫館に食事に来ていました。
サルは動きが早く、近づくとすぐ逃げてしまいます。
船越山のサル、人なれしているとはいえども野生動物。
ちょっと恐ろしいです。

若芽をすっかり食べられてしまったクワは丸裸。

雨が降っているので外へ出られません。
今日は、屋根のある所でタッチプール。
雨の弱い時を狙って水路でイモリを探します。

展示中のジャコウアゲハの最後の一つが羽化していました。

羽化したチョウを胸元にとまらせてニコニコ。
これが本当のチョウネクタイ。

ラボの中で生き虫と触れ合います。
みんな最初はおっかなびっくり。
慣れてくるとゴキブリだって平気、とても可愛いいです。

子供たちが生き虫と触れ合っている間に、お父さんは顕微鏡で紙幣を鑑定中。

今年の佐用町昆虫館のトップイベントのニシキキンカメムシ。
日本中の昆虫館でも、生きているニシキキンカメムシを展示しているのはここだけです。(と、勝手に思っております。)
その貴重なニシキキンカメムシの交尾活動が観察できました。

そして何と産卵の様子まで。

一日中雨で外で遊べなかった今日の昆虫館。
閉館間際に美しいピアノの旋律が聞こえたような気がしました。
空耳だったのでしょうが、雨の神様が奏でてくれたのかもしれません。

2024年5月12日(日)の昆虫館

来館記帳者:37名  天候:雨
一日館長:齋藤泰彦  スタッフ:久保弘幸、末宗安之

(記:齋藤泰彦)