赤穂海浜公園での昆虫大捜査線は、今まで5月、6月、8月、9月、10月とやってきましたが、4月は初めてです。やっと目覚めたムシ達。どんな出会いがあるのか、スタッフも楽しみです。
実は、今回の赤穂海浜公園で意外だったのが、他のエリアではとっくに葉桜になっているソメイヨシノがここでは「満開」状態です。
海が目の前にある環境なので、気温や海風の影響で、開花のスイッチが遅いのかも。
今回も午前の部と午後の部、2回に分けて実施しました。
最初に「むしとり」のやり方をスタッフがレクチャー、キッズスタッフも頑張ります。
いよいよスタート!どんな虫たちにであえるかな!?
ツチイナゴやクビキリギスが草むらから飛び出たので、必死に追いかけて採集していました。
終了時間の30分前には、自分の名前を書いたチャック袋に採集したムシを入れて洗濯ばさみで展示します。
ナナホシテントウがたくさん見つかりました。昆虫に詳しい子は幼虫も見つけていました。
気温は予想より低く、本当にむしとりが出来るかスタッフもちょっと心配していましたが、たくさんの種類が展示できました。
みんなビビりながら見ていたのはスタッフが採集したオオスズメバチの女王!特別デカいです。
チョウの仲間はモンシロチョウが多く、成虫越冬のキタキチョウやアカタテハ、ヒオドシチョウも採集できました。
質問コーナーも盛り上がりました。
午後の部はちょっと気温が上がり、さらにムシ達が動き始めたようです。
さあ、行ってみよう!
子どもたちの観察力に脱帽!
桜の木に上がっていくナナフシモドキの幼虫をどんどん発見しました。
赤穂海浜公園ならでは!海の生き物をゲットした人もいました。すばしっこいのに良く採れましたね・・・。
採集したムシ達をみんなで確認。
キムネクマバチを上手に採集した人も。
キリギリスやオンブバッタの幼虫も見つかりました。
チョウではアゲハやモンキチョウ、レア種のトラフシジミも見つかりました。
ソメイヨシノの花見も楽しみつつ、楽しい昆虫採集ができた一日になったようです。
昆虫大捜査線in赤穂海浜公園2024
2024年4月13日(土)
スタッフ:八木 剛・末宗安之・安岡拓郎・三村貴之・三村寛子・石川哲也・石川亜矢子・北詰剛史
Kidsスタッフ:三村剣義・石川栞奈・石川大馳・北詰涼太
参加者数:129人
午前の部(10−12時) 72人(大人36・子ども40)
午後の部(13:30−15:30) 53人(大人26・子ども27)