全国の昆虫好きの皆様、お待たせしました!
佐用町昆虫館は長い冬眠から覚め、令和6年の初開館の日を迎えることができました。
館の外はぽかぽか陽気で、仁王門の横の広場のミツマタは満開。桜も間もなく見頃です。
この斜面の上には虫とりスポット「ハッピーガーデン」があります。
植物を食べてしまう鹿が入れないよう柵で囲った場所に、虫たちの集まる花や木をたくさん植えています。
今はまだ虫たちは少ないですが、これから植物が育っていくと賑やかな場所になっていくはずです。
景色もいいですし、おしゃれなイスとテーブルもあるのでここでのんびりと過ごすのも楽しいですよ。
(ガーデン内には崖があるので、そこには近づかないでくださいね。)
さあ、いよいよオープンです。
この日の特別展示はこれ!今年も登場、この時期にしか見られない蛾たち。不思議な模様のイボタガと、なんかちいちい鳴いてかわいいやつ「ちいかわ」ことオオシモフリスズメです。
天気がいいので外の虫たちも賑やかです。みんな大はしゃぎで網を振り、ツマキチョウ、モンシロチョウ、キタキチョウ、スジグロシロチョウ、コツバメ、アカタテハ、オオムラサキの幼虫、イカリモンガ、ビロードツリアブ、ニホンカナヘビなどいろんな生き物をつかまえてきてくれました。
ウスバシロチョウの幼虫や、普通はこの時期にはいないはずのトゲナナフシの成虫まで登場してスタッフもビックリ仰天!
今年は新しく「むしさんにへんしん」コーナーも誕生しました。
色々な虫の顔のお面で好きな虫になりきって楽しめます。日本でここだけ!佐用町昆虫館名物ニシキキンカメムシのかぶり物も用意していますので、みんなも「にじいろガイダくん」に変身して活躍(か虫やく)しよう!
また、今年の新たな取り組みとして「入門!昆虫標本づくり@佐用町昆虫館」がスタートしました。(不定期開催、有料、要予約先着順、各日の定員2人×3回)詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今年も10月までの土、日、祝日、いろいろな生き物たちがお待ちしていますので、皆様、ぜひお越しください!
2024年4月6日 晴れ
来館者:31名
一日館長:髙橋弘樹 スタッフ:三村ファミリー 標本づくり:八木剛
応援:安岡拓郎、齋藤泰彦、久保弘幸
(報告:髙橋弘樹)