3月23日(土)、残念ながらこの日は未明から雨が降る天気でした。
それでも4月6日(土)の昆虫館オープンに向けて今日は最終の開館準備会です。
今日も朝早くから齋藤さん、岡田さんが水中ポンプを稼働、用水路の清掃を早くから取り組んでくれました。
スタッフが集まり予定通り9時半から作業、外回り担当の安岡さん、石川さんが裏庭の用水路と排水路の掃除を仕上げてくれました。
雨の中なので、片付けも大変ですが・・・。
アフター画像だけですが、こんなにきれいになりました。
三面池とつながっているので、すぐにイモリやミナミヌマエビが帰ってくるはずです。
裏庭のポンプも動かして、川の水が正常に入ってくるか試してくれました。ばっちりです。
キッズスタッフが高圧洗浄機でコンクリートの汚れも吹き飛ばします。
室内もどんどん準備を進めます。標本室の標本箱、きれいに見えるよう、最後の仕上げをキッズと内田君がやってくれました。
佐用町昆虫館の標本室、今年からカビ対策として、空調を改善してみます。
よく見るとびっくりするようなマニアックなラベル(絶滅危惧種や最近記録の無い産地など)が多数あります。フィールドでの活動も楽しいですが、ぜひ、標本もじっくり見て下さい。
そうそう、シカ柵の中のネーミングが決まりました。
「ハッピーガーデン」 です。(まだ、ガーデンは未完成ですが・・・・)
3月下旬になると明らかに柵の外と中では若葉の色が違います。シカの食害の無い環境を作り、20年くらい前のたくさんの花が咲いていた昆虫館周辺の環境を復活させていく計画です。
そこにセッティングするベンチとテーブルも組み立てました。
雨の中、八木さんがカーブミラーをしっかり磨いてくれました。
昆虫館手前のカーブは見通しが良くないので、採集に夢中になって交通事故に遭わないよう、特に気を付けて下さい。
ラボのミニ標本箱も並べます。いよいよ仕上がってきました。
高橋さんが淡水魚たちの様子を最終チェック。みんな元気のようです。
最後はスタッフで集まり、新しい取り組み「標本づくり講座」について確認をしました。
新作タペストリー、佐用町産の「にじいろガイダ」(本名:ニシキキンカメムシ)成虫&幼虫が初披露!
天井に貼り付けてみました。やっぱり美しいムシですね。
「にじいろガイダのこども」タペストリーのアップです。
なぜ、こんな色になるのか、本当に不思議ですね。
飼育中のにじいろガイダ(ほんもの)は現在終齢幼虫です。4月上旬から中旬にかけて羽化する予定です。もちろん展示する予定です。
トイレ南側のキジョランで見つけたアサギマダラ幼虫は暖冬だったのですでに2cmほどの大きさに成長していました。
佐用町昆虫館の玄関もスタッフがしっかり掃除してくれました。
菜種梅雨で春は足踏み状態ですが、佐用町昆虫館は4月6日(土)からオープンです。
今シーズンもたくさんの生き物との出会いが待っています。
ぜひ、「こどもとむしの秘密基地」佐用町昆虫館にお越しください。
3月26日 開館準備会その2
参加者:齋藤泰彦、岡田浩資、三村ファミリー、石川ファミリー、、島岡ファミリー、北詰ファミリー、炭本ファミリー、村山ファミリー、久保ファミリー、八木 剛、高橋弘樹、久保弘幸、安岡拓郎、竹本健佑、内田隼人、前原繁仁、末宗安之
(報告:末宗安之)