初蝶キターーーーーー!(^^)!
先週末、出ましたよ。予定どおり(?)です。今年の初蝶はモンキチョウ。2月17日、島岡優さんが三田市で発見しました。去年より5日遅れの出現になりました。立春を過ぎた後で寒の戻りがあったため、少し遅れたのではないでしょうか。それでも過去3番目に早い記録になりました。モンキチョウは2021年から、初蝶リレー4連覇です(^^)v。
さらに2月18日には、南あわじ市沼島で三村剣義さんがルリシジミ3♂、三木市福井で末宗安之さんがヤマトシジミ1♂を目撃しました。どちらも過去2番目に早い記録で、去年と比べるとルリシジミが19日、ヤマトシジミが21日も早い出現です。
モンキチョウ 2月17日 三田市 島岡 優さん
ルリシジミ 2月18日 南あわじ市 三村義さん
ヤマトシジミ 2月18日 三木市 末宗安之さん
モンキチョウ 三田市 島岡 優さん
越冬組も活動さかんです
越冬組も活動が盛んだったようです。2月12日以降、キタキチョウ、キタテハ、ムラサキシジミが記録されています。
ムラサキシジミ 2月12日 1ex. 三田市 島岡 優さん
2月14日 1ex. 西脇市 久保弘幸(ワタシです)
2月15日 1ex. 高砂市 三村寛子さん
キタキチョウ 2月14日 1♀ 西脇市 久保弘幸
2月14日 1ex. 高砂市 三村寛子さん
2月17日 1ex. 三田市 嶋岡 優さん
キタテハ 2月14日 5exs. 高砂市 三村寛子さん
キタテハ 高砂市 三村寛子さん
ムラサキシジミ 高砂市 三村寛子さん
蛾はえらいことになっています
くすもとりょうさんは、箕面昆虫館の壁にとまっている、ウスバフユシャクの♀を報告してくれました。フユシャクの仲間は、♀には翅がなくて、なんとも不思議なすがたをしています。14日の、井嶋幸司さんのトビモンオオエダシャクはこれまでの記録を7日更新、オカモトトゲエダシャクも1日更新する新記録です。そのほかにも、とても多くの種が報告されました。
ウスバフユシャク 2月4日 1♀ 箕面市 くすもとりょうさん
トビモンオオエダシャク 2月14日 1ex. あわじ市 井嶋幸司さん
2月20日 2ex. あわじ市 井嶋幸司さん
チャオビフユエダシャク 2月16日 1♂ 相生市 高橋広樹さん
イカリモンガ 2月17日 1ex. 香美町村岡区 荒谷朋紀さん
シロテンエダシャク 2月18日 1ex. 南あわじ市 三村剣義さん
ヒロバフユエダシャク 2月19日 1♂ 相生市 高橋弘樹さん
シモフリトゲエダシャク 2月19日 1♂ 相生市 高橋弘樹さん
ヨホシナミシャク 2月19日 4exs. 相生市 高橋広樹さん
オカモトトゲエダシャク 2月20日 1ex. 淡路市 井嶋幸司さん
ヤクシマフトスジエダシャク 2月20日 1ex. 淡路市 井嶋幸司さん
ウスバフユシャクの♀ 箕面市 くすもとりょうさん
トビモンオオエダシャク 淡路市 井嶋幸司さん
シモフリトゲエダシャク 相生市 高橋弘樹さん
オカモトトゲエダシャク 淡路市 井嶋幸司さん
その他の昆虫たちも出始めました
背中に白いハートマークをつけたエサキモンキツノカメムシは、落ち葉や木の皮の下で冬を越します。オオキンカメムシは南方系のとても立派なカメムシで、赤い背中に黒い斑点を散らした派手な姿をしています。ワタシもこの冬、だいぶん頑張って探したんですが、見つけられませんでした。見つけた人が、ちょっとうらやましいです・・・。
ナナホシテントウはカラスノエンドウの上で、ニホンミツバチは梅の花で見つかりました。虫たちがどんな植物にいるのかをメモしておくと、後から役に立つ記録になりますね。
エサキモンキツノカメムシ 2月12日 1ex. 芦屋市 岡本光正さん
オオキンカメムシ 2月16日 1ex. 神戸市垂水区 堀越優希さん
オオキンカメムシ 2月18日 1ex. 南あわじ市沼島 三村剣義さん
ナナホシテントウ 2月17日 多数 三田市 島岡 優さん
ニホンミツバチ 2月17日 多数 三田市 島岡 優さん
オオキンカメムシ 神戸市垂水区 堀越優希さん
オオキンカメムシ 南あわじ市 三村剣義さん
エサキモンキツノカメムシ 芦屋市 岡本光正さん
今週は天気がぐずつくようで、晴れマークの少ない週間予報になっていますが、どうか皆さん、学校に行く道で、会社に行くバスの窓から、毎日のお散歩の時にも、目を皿のようにして(◎_◎)、初蝶を探してくださいね!
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メールでいただく場合は、担当久保まで smallbluekh@hotmail.co.jp
こどもとむしの会 初蝶リレー担当 久保弘幸