11月25日は越冬準備会(その2)です。今年スタッフが集まるのは今日が最終日なので、是非ともやり遂げたいミッションがあります。
それは「重機でシカ柵内に広がっている笹根を削り、その後スタッフが笹根を取り除き、園芸用土を入れて花が育ちやすい環境に改善する」という計画です。
これには多くのスタッフの労力が必要です・・・。しかもこれは初めての試みです。本当にうまく出来るでしょうか?
まずは午前中、例年通りの昆虫館内外の作業を分担に従って進めます。
その間にスタッフの竹本さんが重機に乗り、シカ柵内の笹の根を削ります。いざ、出動です。
シーズンオフは標本に乾燥剤を加えて布団圧縮袋で密封します。数が多いので大変です。
キッズスタッフは庭の落ち葉集めを頑張ります。
古いコンパネを外し、たい肥を掘ります。
今回もカブトムシ幼虫がたくさん見つかりました!
花壇もきれいに整備しました。今後様々な花の苗を植える予定です。
スタッフルームは女性スタッフの丁寧かつセンスのある整備でとても奇麗になりました!
網舎の金網が苔で覆われて暗くなってきたので、高圧洗浄機で落とします。よく落ちるように樹脂段ボールをあてがいます。2人ともびしょ濡れのようです。
佐用町昆虫館周辺で採集された昆虫の標本を種類別に分類し、標本箱に入れ直しました。
昼食とミーティングを済ませた後、いよいよみんなでシカ柵の中に行きます。
笹の根を取り除いたあと(左下に見えるのが取り除いた笹の根です)園芸用の土を中に持ち込みます。
いくらでも笹の根が出てきます。また、大きな石もたくさんあります。
土を入れて、ていねいに平らに延ばしていきます。
日が暮れるまでになんとかきれいに整備できました!
来年の春に向けて、たくさんの種類の植物が育つことのできる環境が出来つつあります。
皆さん、お疲れ様でした!
これで佐用町昆虫館は冬眠になります。
時々、冬だよりもブログで報告したいと思います。
来年の4月6日(土)には冬眠から目覚めた佐用町昆虫館にぜひお越しください。
スタッフ一同、楽しみにしております。
本日の参加者:久保弘幸、竹本健佑、八木 剛、八田康弘、安岡拓郎、高橋弘樹、井嶋幸司、三村貴之、寛子、剣義、石川哲也、亜矢子、栞奈、元貴、大馳、島岡良治、佳子、優、久保誠司、幹哉、北詰剛史、涼太、村山孝雄、晃子、りりか、賢伸、内田隼人、坂本貴海、末宗安之
(報告:末宗安之)