ほんの数日前はTシャツに短パンで過ごしていて、真夏日だの何だのと言っていましたが、気候は急変して、何処どこで降雪がありましたなんて報道されています。
気候が今年は(今年も)変ですね。
このシーズン、昆虫館には必ずアサギマダラが飛来するのですが、1頭も観察することができませんでした。
残念。
ビナンカズラの実が色づいてきましたという表題は、この時期のブログに毎年使っている手口です。
昨年も、その前の年も、更にはもっと前の年も同じだと思います。
山椒の実も赤く色づいています。
スパイシーな感じで、おいしそうですね。
この時期の花、シュウメイギクも美しく咲いています。
ボタンクサギもまだまだ頑張っています。
ハギに、もうすぐ羽化しそうなキタキチョウの蛹がいました。
蛹の殻より翅の模様が透けて見えます。
まだ羽化まで時間のかかる蛹はこちらです。
黄色つながりでキツリフネの花を。
以前の昆虫館ではこの花はいっぱい咲いていたのですが、少なくなってしまいました。
スズムシも翅や脚が無くなってしまったメスばかりになってしまいました。
産卵の大仕事を終えると死んでしまいます。
でも世代交代は続きます。
来年も気持ちの安らぐ鳴き声を聞かせてくれるでしょう。
なんて感傷にふけっていたら、午後気温が上がってきて最後の1頭のオスが鳴いてくれました。
頑張れよ!
少ない来館者の中、人気者はやっぱりヘラクレス。
秋の爽やかな空気の中、みんなで網を振る光景。
私が子供だった頃(約1万60年ほど前)はどこでも見られた普通の風景だったのに、今では結構貴重な風景と感じます。
どうしてもヒメカマキリを採集したくて昆虫館へ来てくれたN君。
以前にも来てくれたそうなんですが、時期が早すぎその時の館長さんに「ヒメカマキリやったら10月頃にはいますよ」と教わったそうで、再度挑戦、そして見事にゲット。
ご満悦です。
ね。
佐用町昆虫館は本当にいいところでしょ!
ね。
ね。
ね。
2023年10月7日(土)の昆虫館
一日館長:齋藤泰彦 スタッフ:高橋弘樹
応援:末宗安之
来館記帳者:31名 天候:晴れたり曇ったり
(記)齋藤泰彦