来館のみなさま。「佐用町昆虫館 利用の7方針」↑ です。よろしくお願いします。
ラボの中では、やはりヘラクレスとオオクワ、ニジイロが人気です。昆虫館のカブトムシはまだ羽化していません。もう少し待っててね。モリアオガエルをずっと手に握って「かわいい~~。飼いた~い」と言ってる男の子もいました。モリアオガエルはほかの子どもたちにも人気がありました。
昼前に空が明るくなってきました。雨もあがったようだし、昆虫館のぐるりを探検しましょう!
昼過ぎに野村先生が元気のいいおともだちを連れて来て下さいました。今朝、家の前であばれていたそうです。さすが野村いきものパラダイス!
気がついたらナマズがバットから脱走して、イモリの水路でひとやすみ。子どもたちがつかまえようとしてくれたけど、ぬるぬるしててなかなかつかまりません。ばしゃばしゃ水をはねて、あばれる!あばれる! 大人は見てるだけ~~! 笑ってるだけ~~! キッズスタッフの佑月くんはこのナマズの大脱走が今日一番おもしろかったそうです。確かに。確かに。
ナマズの体をおおっている粘膜は半端なく分厚いです。なので、ナマズはきれいな流れがないと自分の粘液で窒息して死んでしまう(エラに粘液がつまるということ?)と野村先生が教えてくださいました。泥っぽいところに住んでいるのかと思っていましたが、清流の住人なんだそうです。知りませんでした。ナマズは今 産卵シーズンでペアで田んぼに出てくるのだそうです。あばれるくんはオスなのかメスなのか?さわった感じではそんなに卵巣がぷっくりしているようには思えませんでした。オスなのか、それとも産卵を済ませたメスなのかは永遠の謎です。(もう逃がしちゃったって!)
昆虫館では毎日なにかが静かに起こっています。身の回りのいきもののことや探し方を、いきもの好きのスタッフが教えてくれます。探し方がわかったら、今度は近所の公園や山に「どこにいるのかな?」「だれがいるのかな?」と、ご家族で探しに行ってみてください。3密なんて関係ない空間がいっぱい広がっています。小さな虫たち 生きものたちが一生懸命暮らしています。それを見るだけでたのしくなれます。
雨だったので蝶も飛ばず、虫 少なめ、脊椎動物 濃いめの 今日の昆虫館でした。
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天気 : 雨 ときどき 大雨
スタッフ:吉岡朋子・茂見節子・島岡良治・島岡佳子・山内隆司・山内ちはる
キッズスタッフ : 島岡優・山内佑月
応 援 : 野村智範・吉野加津江・吉野時貴
来館者 : 50人
【吉岡朋子】