三連休最終日です。今日も昆虫館周辺では朝から色々な昆虫に出会えます。
カマキリの成虫が良く目撃できるようになってきました。画像はありませんが、オオカマキリ、ハラビロカマキリを確認。
また、裏庭のアワブキにはスミナガシの幼虫の巣が。
二本の角がある幼虫がわかりますか?
アワブキの木に隣り合ってミヤマハハソの木があります。よく見るとたくさんのアオバセセリの幼虫の巣が確認できます。
たまたま食事のために巣から出てきた幼虫です。なんともユニークなデザインです。
この後、来館者と一緒に、巣に帰ってくる行動を確認。そそくさと入っていく姿をみんなで楽しく観察しました。
すぐ近くにはスミナガシの終齢幼虫もいました。5cm以上あるので、この大きさだと、葉の上にじっとしているとシルエットですぐに見つかります。どうしてこんな長くて邪魔になりそうな角があるのでしょうか?
今日はリピーターの来館者の方が多かったです。スタッフとしては、やはり嬉しいですね。
彼は「この不思議な昆虫は何ですか?!」ドキドキしながら質問してくれました。ウスバカゲロウの成虫でした。
昆虫館のアリジゴクコーナーで、いつもお客さんから、美味しい餌のアリをプレゼントされるので、早く成虫になれたのかな?
今日の午前中は、来館者の子供たちが赤トンボ採集にチャレンジする中で、3人がむしの原っぱ付近で「ミヤマアカネ」を採集することができました。
これは♀のようですが、♂は翅の紋まで赤くなる、とてもきれいな赤トンボです。
今日の蚊帳の中の虫は少な目でしたが、アキアカネやウスバキトンボを間近で見て楽しんでくれました。網舎の中にはオナガアゲハ、カラスアゲハの幼虫がたくさん見つかります。
今日もイモリとイシガメは大人気。しっかり触ることが出来たかな?
今日は午後から天気が激変!
ぽつぽつと降り始めた雨が、しばらくすると「豪雨」になってしまいました。
そんな天気でも、この兄弟は傘をさしてイモリやイシガメと遊んでいます。風邪ひくなよ!
外で遊べませんが、お絵かきコーナーではたくさんの力作が生まれました!
一時間ほどでようやく雨が止み、天気が回復してきました。
また、タッチプールは子供たちが集まります。
バドミントンの試合で佐用町に遠征してきた二人は、最初、虫たちをとても怖がっていましたが、最後はクワガタムシやマダガスカルオオゴキブリを上手に手に乗せることが出来ました。
画像では見えにくいかもしれませんが、7月に孵化した佐用町産ニシキキンカメムシの幼虫は昆虫館ビオトープのホンツゲを洗濯ネットで囲った中に放しました。その後元気に成長し、無事に終齢幼虫になりました。
このまま、元気に越冬してくれるといいですね。
今日の来館者の皆さんにはカマキリのファンが多かったです。
必死にヒメカマキリを探していた少年もいました。急な大雨でちょっと残念そうでした。
来週あたりから少し涼しくなるそうです。
秋を感じる佐用町昆虫館に、ぜひお越しください。
2023年9月18日(月、祝) 天気:晴れ後一時大雨、その後曇り
一日館長:末宗安之 スタッフ:八田康弘
来館者:88名
(報告:末宗安之)