6月20日(土)から21日(日)、但馬牧場公園(兵庫県新温泉町)で「むしとり合宿」をしました。
梅雨の真っ最中でしたが、なんとかお天気に恵まれ、薄曇りでスタート。
参加は5家族15名で、余裕をもって、楽しめましたよ。
牧場公園から、愛宕山山頂へ向けて、出発です。
傾斜のゆるやかな、林間の管理道を歩きます。
愛宕山の展望台到着。ちっちゃなお友だちも、よくがんばったね。
山頂付近には、花が多く、いろんなチョウが飛んでいます。
とれるかな〜
飛んでこないかな〜
山頂へは、アゲハ類やゴマダラチョウがやってきます。オオムラサキには少し早かったですね。
ウラギンヒョウモンの新鮮な個体が、たくさんいました。
最近シカが増えたせいもあってか、ヒョウモンチョウ類は、種類、数ともに、少なくなっています。
ヤホシホソマダラ。小さいですが、キレイな蛾です。
よく似た「キスジホソマダラ」は、よくいるのですが、ヤホシの方は、あまりいないですよ。
兵庫県では、このほか、南光自然観察村キャンプ場で見たくらいです。
夕食をすませ、お待ちかねのナイター点灯!
ほぼ新月でしたが、気温が低く、虫の飛来は低調です。
それでも、蛾類を中心に、いろんな虫がやってきて、子どもたちは大はしゃぎ。
そうこうしているうちに、オオミズアオがやってきました!
オオミズアオで盛り上がっている、楽しい動画を、ごらんください。
気温が低くて甲虫類は少なかったですが、オオミズアオのほかにも、いろんな蛾が来ましたよ。
山地性のシロオビドクガ。大型の美しい蛾です。左が女の子、右が男の子。
金銀、そろい踏み!
このカラーは、蛾類ならではですね。
めずらしいチョウがナイターにやってきました。これはすごい!と、スマホで写真を撮る人たち。
そうやって、牧場公園の夜は更けていったのでした。
スタッフ:八木 剛・中濱直之・吉水敏城・中谷朱里
翌日は、むしとりえんそく。
たくさんの参加者が虫とりを楽しみました。虫とりは、すばらしい!