まだまだ暑い夏のなかにも秋の気配 8月11日の昆虫館

ミンミンゼミ ヒグラシ アブラゼミの鳴き声にたまにツクツクボウシの鳴き声ががまざり、そしてセセリチョウの仲間をよく見かけるようになってきています。まだまだ暑い毎日が続きますが虫の動きから秋の気配を感じます。セセリチョウの仲間は地味なチョウですが、よく見ると何種類かいます。

オオチャバネセセリ
ヒメキマダラセセリ

日頃なかなか毛虫はさわれないというイメージがあるようですが、結構触れる毛虫もいます。今日はたくさんの来館者が毛虫(フタスジヒトリの幼虫)にさわってもらいました。

フタスジヒトリ
フタスジヒトリ
フタスジヒトリ

お父さんに作ってもらった専用セミ採り網で捕またことのない虫を採集しようとがんばってくれました。やっと達成ヒグラシを捕りました。ついでにオオシオカラトンボも捕獲、そして帽子のオニヤンマはお母さん曰く、虫除けなのだそうです。今日も何人かの子供たちがこのオニヤンマを帽子につけていました。たんなるオシャレでなく虫除けが目的だったんですね。でも虫除けをつけての虫捕り?

セミ採り
ヒグラシ
オオシオカラトンボ
虫除け

夏休みも後半に入り、今日もいきもの観察、採集と長い時間楽しんでくれました。

拡大観察
コロギス
アブラゼミの幼虫

今日のこんちゅうかんオオスジコガネはじめムシ以外にもシロマダラというちょっとであうことの少ないヘビにも出会うことができました。残念ながら死んでいましたが死んで間もない状況でした。

オオスジコガネ
シロマダラ

最後のおまけに来館者ファッション お揃いのファッション(実はお母さんもむらさき)とひとなつっこいぼくのトラのしっぽ。

兄弟お揃い
トラのしっぽ

2023年8月11日(祝)の昆虫館

来館記帳者 160名 晴れ

1日館長 八田康弘 スタッフ:茂見節子 応援:野村智範 高橋弘樹  末宗安之