一日館長・スタッフ 久保・茂見さん・安岡さん・高橋さん・野村さん
昨日から降り続いた雨で、川はゴウゴウと音を立てて流れ、木々は、水を含んで重くなった枝を垂れている朝でした。久保が到着すると、茂見さん、安岡さんが、もう開館準備を進めてくれていました。
雨にぬれながら看板を出し、受付の机を出していると、今日最初のお客様です。
雨だからお客様は少ないのかなと思っていたのですが、その後は途切れることなくお越しになり、午前中だけで40人以上の来館者をお迎えできました。ラボの中では密集にならないよう、「さわれる昆虫」はいつもより少なめです。
いちばん人気はやっぱりヘラクレスの親分、一目見ただけで、子どもたちの歓声があがります。オオクワ・ニジイロのクワガタコンビも大人気。そして安岡さんが採ってきてくれた「フェモラータオオモモブトハムシ」も、不思議な姿で人気を集めました。外来種ですが、もう兵庫県ではかなり広がったようです。
午後は、雨が時折激しくなり、外遊びも傘をさしながらとなってしまいました。そんな中、姫路市からお越しになったお客様からは、手作りの素晴らしい昆虫竹細工を寄付していただきました。近いうちに、きちんと展示できるようにしますね!
雨の一日でしたが、昆虫館に来てくれたみんなは、楽しんでくれたと思います。でもやっぱり、雨だと出てくる虫もあまりいません。虫捕りだって満足にできません。神様、昆虫少女・少年たちに、週末の晴れをお恵み下さい!!! (久保弘幸)