6月14日の昆虫館

一日館長・スタッフ  久保・茂見さん・安岡さん・高橋さん・野村さん

 昨日から降り続いた雨で、川はゴウゴウと音を立てて流れ、木々は、水を含んで重くなった枝を垂れている朝でした。久保が到着すると、茂見さん、安岡さんが、もう開館準備を進めてくれていました。

昆虫館の雨の朝
シュレーゲル君はご機嫌です

 雨にぬれながら看板を出し、受付の机を出していると、今日最初のお客様です。

 雨だからお客様は少ないのかなと思っていたのですが、その後は途切れることなくお越しになり、午前中だけで40人以上の来館者をお迎えできました。ラボの中では密集にならないよう、「さわれる昆虫」はいつもより少なめです。

密にならないように気をつけて

 いちばん人気はやっぱりヘラクレスの親分、一目見ただけで、子どもたちの歓声があがります。オオクワ・ニジイロのクワガタコンビも大人気。そして安岡さんが採ってきてくれた「フェモラータオオモモブトハムシ」も、不思議な姿で人気を集めました。外来種ですが、もう兵庫県ではかなり広がったようです。

雨が小降りになったら、庭で生き物さがし。イモリがいっぱいです。
せっかくのアリジゴクの巣も、雨で半分こわれてしまいました

 午後は、雨が時折激しくなり、外遊びも傘をさしながらとなってしまいました。そんな中、姫路市からお越しになったお客様からは、手作りの素晴らしい昆虫竹細工を寄付していただきました。近いうちに、きちんと展示できるようにしますね!

トンボはやじろべえになっています。翅を広げたカブトムシ。すごいですね。

 雨の一日でしたが、昆虫館に来てくれたみんなは、楽しんでくれたと思います。でもやっぱり、雨だと出てくる虫もあまりいません。虫捕りだって満足にできません。神様、昆虫少女・少年たちに、週末の晴れをお恵み下さい!!!    (久保弘幸)

今日はチョウのすがたはほとんどなし。コジャノメ君