夏休み初の日曜日の朝は曇り空。昆虫館はヒグラシの大合唱に包まれていて、掃き掃除など開館準備をしていると、木に近づくたびに何頭ものヒグラシとアブラゼミが飛び立っていきました。
ネムノキの葉っぱの側にも何かいますね。
セミに近い仲間のハゴロモの幼虫でした。
触るとピョンと跳ねて、綿毛をパラシュートみたいにして逃げます。
他にもセマダラコガネやハマキガの仲間などが見られました。
さて、10時になったので開館です。
この日もお客さんが次々と遊びに来てくれて館内は大賑わい。スタッフも虫たちも目が回るほどの忙しさです。
この日はいつものカブト・クワガタに加えて、スタッフが捕まえてきた旬の虫・ヤマトタマムシやオオセンチコガネ、佐用町昆虫館名物・ニシキキンカメムシなどのキラキラの昆虫たちが集合!昨日遊びに来てくれた少年が館の側で捕まえたルリボシカミキリも人気でした。
スタッフの井嶋さんが見つけてきた安全な毛虫・ヒトリガ亜科の幼虫(クマケムシ)も大活躍。柔らかめのタワシのような触り心地、はまる人ははまります。
はまる人ははまると言えばオオゴキブリ。ゴキブリという名前だけで逃げる人も多いですが、朽ち木の中で過ごすのんびりしたゴキブリです。
この日も他の虫そっちのけで夢中で触れ合っている子たちもいましたよ。
館内の昆虫たちと一通り触れ合ったら次は虫採りへ!
セミを捕まえてくる子や、キリギリスの仲間をたくさん捕まえて、意気揚々と帰ってくる子の姿もありました。
お絵かきコーナーももちろん大盛況です。
家族そろって、お気に入りの虫をそれぞれ一生懸命描いています。
そして、素晴らしい作品たちが出来上がりました!
みなさんも佐用町昆虫館で夏休みの一日を思い切り楽しんでくださいね!
7月23日(日):曇りのち晴れ 来館者 145名
一日館長:髙橋弘樹 スタッフ:井嶋幸司・航
応援:末宗安之
(報告:髙橋弘樹)