今年は週末に雨の日が多い気がします。今日は朝から千種川の水面も霧がたちのぼり幻想的な雰囲気でした。こんな日は来館者も少ないし、予約されている方もキャンセルされるだろうと思っていましたが朝から来館者は途絶えることがありませんでした。ムシたちはほとんど見かけることはなくミヤマカワトンボを見たぐらいでした。館内ではヤブカンゾウの花が咲いています。
幼稚園の友達に聞いてやってきましたとか、いどうこんちゅうかんで知って来ましたとか、数年前から何回も来てくれている家族がまた来ましたとか、特に雨の日はみなさん室内なので色々お話ができてスタッフと来館者の交流ができます。ふだん町で子供に話しかけると、怪しいおじさんと疑われるきょうこの頃ですが、ここでは堂々と話ができて、ひ孫のような子供達になつかれて元気をいっぱいもらえます。
鉄道マニアの子はどうもムシが苦手のようでした。
午前中スタッフの野村先生にカメを手なづけることをおそわって、ヤモリのTシャツを着た僕はいっしょうけんめいカメ相手に餌づけをこころみていました。
雨が降っていても、男の子たちは初対面でもみんなでイモリ探しに夢中でした。
子どもはマネをして成長するんですね。この姉妹いもうとは、あねのすることすること真似ています。こんなことを言うと失礼かもしれませんが、ムシの観察も楽しいですが、子どもたちの行動観察もそれ以上に楽しいです。昆虫館に来てくれてありがとうと言いたくなります。
久々の昆虫ファッション、この帽子こっています。思わずじっくり見せてくださいと言ってしまいました。虫がもりだくさんの帽子でした。
2023年7月9日(日)の昆虫館
来館記帳者 53名 雨後曇り
1日館長 八田康弘 スタッフ:茂見節子 応援:野村智範