先週からセッテイングされたスズムシの飼育槽で次々と孵化が始まり、白いスズムシの幼虫がウロウロしていました。数時間後には黒くなっていくようです。運が良ければ卵から孵化する様子を見ることができるかもしれません。朝、昆虫館の周りに長細い花柄がらが散らかっていました。またサルが来て散らかしたのかと思いましたが、履いても履いても頭上から落ちてきます。ノグルミの花の終わりの時期のようです。兵庫レッドデータCランクのカンザシギボウシの花はこれからのようで今が可愛い時期です。
受付で最初に出会う胡蝶しのぶの相手になってくれた子供たち、捕虫網を片手に舞っています。
今日も途切れることなく来館者がありました。小さな子供たちはムシをどのように感じているのでしょうか?まだまだ怖いもの知らずの子たちを見ていると、ここでの体験がどうぞ頭の隅に残ってくれたらと思います。
なぜかみなさん虫眼鏡が好きです。年寄りと違って小さな子の目はきっと私よりスッキリ見えていることと思いますが何か虫眼鏡を使うと新たなことが発見できると思うのでしょうね。
昆虫館うらを流れる川でカジカガエルを捕まえたこの子は、水生昆虫なども捕まえてきてくれて展示された魚たちにあげてくれました。
自前の捕虫網で昆虫採集、今日は大型の蝶も飛びませんでした。出会ったのは小さな虫が多かったです。ビロウドコガネ採集。カミキリムシは今日のスタッフの専門なので図鑑で調べなくてもすぐ教えてもらえました。
そしてムシだけでなくここの昆虫館では今日もアカハライモリやウナギやカメの感触を体験できました。
2023年6月17日(土)の昆虫館
来館記帳者 52名 晴れ
1日館長 八田康弘 スタッフ:岡田浩資 応援:野村智範