昆虫調査員研修会の2回目の様子をお届けします!
やや不安定な天気予報だったのですが、今回はどんな一日になったのでしょうか。
第2回目 2023年5月28日
モノレールの始発は9時20分。予約制なので、個人的に行かれる際は事前の予約をおすすめします。
途中で小鹿を発見!かわいい~。
「標本」ってどんなもの?
交流館に到着したら、さっそく先週の続きです。
「標本」ってどういうものだと思いますか?先週は、自分でつかまえた虫に昆虫針を刺して展翅したり、展脚しましたね。実はそのままでは「標本」とはいえないのです。いつ、どこで、誰がとったかわかるようにする、「データラベル」を作ることで、ようやく「標本」とよべるものになるのです。
「標本」を作るために、むしとりをしたときに「虫ノート」を作って記録しておきましょう。虫の名前は、図鑑を使ってしらべてみようね。記録を残すことで、あの虫はいつどこでとったかな?というように後から振り返ることができるようになります。
雨の影響で2週連続の開催となったため、先週展翅・展脚したものはまだ乾いていません。そのため、スタッフが乾かしておいた虫を使って、針はずしに挑戦しました。みんな真剣です。
やっぱり楽しい昆虫採集
さて、標本づくりを学んだら、昆虫採集へ!また山頂を目指します。やっぱりむしとりが好き!今日はあいにくどんよりした雲がひろがっています。
と、思っていると晴れ間が・・・!いつ飛んでくるかわからない蝶を待ち、気が抜けません!先週いなかったキアゲハも飛び始めます。
昆虫採集をしたり、標本作りをしたり、楽しい時間を過ごしました。
昆虫調査員の誕生!
2回にわたって実施した昆虫調査員研修会、いかがでしたか?標本づくりは楽しかったですか?
修了書を受け取ったら、みなさんは昆虫調査員です!
最後に感想を聞いてみましょう!
「今まではとる専門やったけど、標本を知ったことで新しい興味の幅がひろがった」
「イベントに参加するたびに興味がひろがったり、仲間に会えるのがよい」
など、色々な嬉しい感想を聞くことができました。
標本を作って観察することで、新しい発見があるかもしれません。むしとりをしたら、ノートに記録をして、標本作りにどんどんチャレンジしてみてくださいね。
最後になりましたが、私たちも虫好きのお友達に出会えてとっても嬉しかったです。また佐用町昆虫館やイベントにも是非遊びに来てくださいね!次にお会いできることを楽しみにしています!