モリアオガエルが館内で鳴いてます。5月14日の昆虫館

今日の天気予報は雨時々曇り。残念ながら蚊帳のセッティングは無しで、来館者の皆さんにはラボの中で楽しんでもらえるように、昨日に引き続き、モリアオガエルとシュレーゲルアオガエル、ツチガエルを展示させてもらいました。

早速午前中から来館者の皆さんが生き物とのふれあいを楽しんでくれたようです。

彼は最初は怖そうでしたが徐々にカブ・クワに慣れてくれました。

彼女はアサギマダラに興味津々。この個体は夕方にはマーキングをして野外に放しました。

ニシキキンカメムシは臭くないので安心して触ってくれました。

外で昆虫採集が出来ない代わりにお絵かきに集中!力作が完成しました。

 それでも庭には色々な昆虫が確認できました。

オオミズアオがいました。幼虫も確認したのでひょっとすると庭で羽化した個体かも。

裏庭ではウンモンスズメのペアをスタッフの岡田さんが発見!とてもきれいな抹茶色のスズメガです。

上の♀は本日羽化したばかりのようでした。

時々、ラボの中から「コココッ!」という不思議な鳴き声が・・・・。

どうやらモリアオガエルが鳴き始めたようです。

午後のお客さんにもカエルたちは大人気でした。

 彼は最初はつんつんするだけでしたが、最後はモリアオガエルを手のひらに乗せることができました。

外では足元を見てすぐに「あっ!大きなテントウムシ!」と見つけてくれたのがカメノコテントウ。外敵から身を守るための朱色の液体で手が汚れましたが彼は気にしません。

展示中のニシキキンカメムシが産卵をしていました。幼虫が孵化するのが楽しみです。

5月もいよいよ後半です。昆虫館周辺ではミスジチョウやモンキアゲハ、ミヤマカワトンボなどが登場する季節になります。

そして庭の池の横にある桑の木やカエデの木にはモリアオガエルの産卵が始まります。

ぜひ、日差しの明るい絶好の季節に佐用町昆虫館にお越しください。

5月14日(日) 天気:雨時々曇り 来館者:40名

       一日館長:末宗安之 スタッフ:岡田浩資  応援:久保弘幸、高橋弘樹

      (報告:末宗安之)