5月16日に紹介したカギバガのイモムシが今日羽化しました。
机の上に蛹を入れたケースを置いていたのですが、気づいたら羽化した成虫がケースの中で走り回っていたので、あわててケースから出してカーテンに止まらせました。
しばらく歩きまわったのち、ここぞという場所で止まったかと思えばアッという間に翅がのびていきます。
すぐに翅が伸びきりました。この間わずかに3分…。
幼虫の見た目から予想した通り、クロスジカギバだったようです。
翅が伸び切るとしばらくは翅を閉じたり開いたりしていました。完全に翅脈に体液を届けるためにがんばっていたのでしょうか。30分くらいは少し不自然な止まり方をしていました。
先ほど確認したら、アンテナを隠し、前翅を少し反らせた自然な止まり方になっていました(つかまえようとしたら部屋の中で逃げられました)。どれくらいの時間でこの止まり方になるか確認しておけばよかった…。
幼虫を飼っていてもちょうど羽化したときを観察できる機会はこれまであまりなかったのでおもしろかったです。
【阪上洸多 記】