マーキングされたキタキチョウ・ツマグロキチョウを探せ!
初蝶リレーにご参加の皆様。本日は特別なお願いがあります。マーキングされたキタキチョウ、ツマグロキチョウを見つけてほしいのです。
この2種が、成虫のままで冬を越すことはよく知られています。しかし実際に、どんな場所で冬越しをしているのか、実はよくわかっていません。特にツマグロキチョウは、秋になると元の生息地を離れて、遠くまで飛ぶと考えられています。
こどもとむしの会で蝶を研究されている、朝来市の近藤伸一さんは、この謎を解明するために、去年の秋に朝来市内でキタキチョウ数百匹、ツマグロキチョウ200匹にマーキングをして、放されました。
冬の前に、キタキチョウやツマグロキチョウが、元いた場所からどのぐらい移動するのか。これはとても興味深い調査です。たくさんの人にご協力いただければ、それだけ発見の可能性が高まります。どうぞよろしくお願いいたします。
マーキング付きのキタキチョウ、ツマグロキチョウを発見された場合も、普通の初蝶リレーと同じ方法でお知らせください。大発見の報告をお待ちしております!
こどもとむしの会 初蝶リレー担当 久保弘幸