10月30日をもって今年度の佐用町昆虫館は冬眠に入りましたが、今日はスタッフが集まり、館内の大掃除や来年度に向けての準備をしました。
やるべきことは沢山あるのですが、まずは大人気のガチャポンコーナー、昆虫バッジをカプセルに封入する作業をみんなでやりました。
キッズスタッフも真剣そのものです。
今年度、人気だった「お絵かきコーナー」色鉛筆もきれいに削って見本通りに揃えます。
佐用町昆虫館はすぐ隣に寺谷川が流れ、湿度が高く、カビが生えやすい環境なので壁全体をエタノールで拭いてきれいにしました。高いところもスタッフの久保さんが頑張ります。
展示していた標本箱もすべて一旦外します。
淡水魚やタガメ、ゲンゴロウを飼育している水槽のフィルターを交換、ホース類も内側を清掃してから再度セッティングしました。
デジケーター(防湿保管庫)のシリカゲルも1年で水分を含んで紫色に変色。フライパンに入れて弱火で加熱すると再度使用できるので、スタッフの北詰さんが頑張ってくれました。
キッズスタッフの剣義くんがドヤ顔で裏庭のカクレミノの枝を持ち込みました。
カミキリムシ好きの方にはお約束のこの時期にじっとしているあいつ・・・・?
そうです。タテジマカミキリがいました。ちょっと探して3頭、確認できたようです。
午後は今年度の反省と、来年度の計画について会議をしました。
来館者の皆さんにさらに楽しんでもらえる昆虫館を目指して様々な企画を検討中です。
駐車場周辺の枯れ枝や朽ち木を回収、整頓してカミキリムシが集まるような場所も作れたら・・・、
庭にも花が咲く植物を増やして、たくさんの昆虫が集まってくれるような庭を整備できたら・・・
スタッフも一生懸命考えています。
11月中にはもう一度スタッフが集まり、外回りや周辺も整備をする予定です。
本日の参加者 齋藤泰彦、八田康弘、久保弘幸、吉岡朋子、茂見節子、高橋弘樹、末宗安之、三村貴之・寛子・剣義、石川哲也・亜矢子・元貴・大馳、北詰剛史・真奈・涼太・青葉
(報告:末宗安之)