昨夜来の雨で昆虫館はどん曇り。
気温も低く時々雨も降り昆虫採集には不向きな一日でした。
アサギマダラは午前と午後計2回飛来しましたが、捕まえることは出来ず証拠写真を撮ることも出来ませんでした。
そんな中ミルンヤンマが館内に飛び込んできて、唯一の飛びものがゲット出来ました。
たくさんのキベリハムシを育ててくれたサネカズラの実が赤く色づいています。
色づいた実とまだちょっと若い実。
美味しそうなフルーツみたいでつまんで食べたくなりました。
三連池に植えてあるハンノキを食べているハバチの仲間の幼虫も大きくなりました。
ジャコウアゲハの蛹も来年の春を待ち静かに時の経過を待っています。
スズムシも鳴き声が聞こえなくなり役目を終えたオスはあと少し、残りはメスばかりになってしまいました。
昆虫館の西側にある枯れてしまったブナの木が面白い感じになっています。
腐朽菌が枯れ木に廻りキノコが発生しています。
何人かのクワガタ屋さんがこの木を虎視眈々と狙っているようです。
来館されたお母さんが「子供が虫好きなのであちこちの昆虫館へ行きましたが、標本を手に取って自由な角度から見ることが出来たり、生き虫に触れ合うことが出来たり、佐用町昆虫館は本当に素晴らしいところですね。」と嬉しいお言葉を頂戴しました。
2022年10月10日(月・祝スポーツの日)の昆虫館
来館記帳者:69名 天候:曇り一時雨
一日館長:齋藤泰彦 スタッフ:八田康弘
応援:末宗安之、久保弘幸、高橋弘樹
(記)齋藤泰彦